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ジェフ・バックリィ

(音楽)
じぇふばっくりぃ

Jeff Buckley(1966-1997)

90年代に活躍したアメリカ人のミュージシャン。本名はJeffrey Scott Buckley.カルフォルニアのオレンジ・カントリー生まれ。1st albumのみをリリースして他界したものの、パティ・スミスやエルヴィス・コステロ、ボノからバーナード・バトラー、THE MUSICなど幅広い世代のミュージシャンに愛され、雑誌でも度々特集が組まれる稀有な存在。

父は60年代に活躍したシンガーソングライターのティム・バックリィ(Tim Buckley)。しかしながら、Jeffが誕生した時には既に両親は離婚、親権を母Mary Guibertが引き取った為、親子の対面は3歳の時に一度だけだったという(Timはその後間もなく、ドラッグの過剰摂取により死去)

バイオグラフィー

5歳の時にギターを手にした事から始まり、ピアノなど複数の楽器をマスター。
高校卒業後、ロサンジェルスに移り、音楽家協会で学ぶ。

90年にニューヨークのロウワー・イーストサイドに移り住み、音楽活動を開始。
91年に父・Tim Buckleyの追悼ライブに登場し、父のナンバー2曲を演奏して、業界の注目を一気に集める。
直後にメジャーレーベルからのオファーが殺到するが、元キャプテン・ビーフハートのギタリスト、Gary Lucasのバンド"Gods and monsters"に加入。アンダーグラウンドでの活動を選ぶ。
しかしすぐに脱退して、ニューヨークのイースト・ヴィレッジのシーンに身を移し、Sin-eというアイリッシュカフェでのギター1本でのソロパフォーマンスを始める。
自作曲以外にも、50年代から現代までのジャズ、ブルース、オペラ、シャンソン、ロック、ヌスラット・ハーンなどのアジアの宗教音楽を演奏し、そのパフォーマンスが口コミを通じてsin-eに多くの観客が押し寄せるほどの人気となる。
これに伴って、再びメジャーレーベルによる争奪戦が繰り広げられ、熟考の末、ソニー/コロンビアと契約。

ミニライブアルバム"Live at Sin-e"をリリース後、1stアルバム"grace"をリリース。ヨーロッパや日本でも注目を浴び、伝説的なライブパフォーマンスを世界で(来日公演もしている)繰り広げるが、2ndアルバム製作中の1997年5月29日、ミシシッピ川で泳いで遊んでいた時に、急流に飲まれ溺死。検死の結果、アルコール・ドラッグ共に検出されなかったことから、事故死(溺死)と見なされている。

死後も家族や関係者によって、Gods and monsters時代から死の直前のテイクに至るまでの膨大なスタジオテイク、ライブテイクがリリースされている。

また、生前の彼をデビュー前から撮っていた写真家、Merri Cyrによる写真集も発売された。

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