イタリアには様々な食後酒があります。 レモンで作るリモンチェッロ、ぶどうの搾りかすを発酵させたアルコールを蒸留して作るグラッパ、サルデーニャのギンバイカの実や葉から作るミルト、薬草、香草、樹皮などの植物を配合して作るアマーロが特に有名です。通常食後酒は飲まないのですが、レストランで勧められた場合、敢えて選ぶなら消化を助ける「ジェンツィアーナ」にします。何故なら他の食後酒と比べ、実際に消化が楽になるからです。 苦味があるので初めは苦手だったのですが、歳を重ねるにつれ、その薬っぽい味に慣れてきました。 ジェンツィアーナ(Genziana)とは 学名Gentiana Lutea L.(ジェンティアー…