レタントンローヤル館(八重垣)にお出で頂き有難うございます。今日ご紹介する映画は「素晴らしき飛行機野郎」(1965)です。 1910年を舞台に、ロンドンーパリの架空の飛行機レースを描いた作品で、国際的なキャストと黎明期の飛行機、20世紀初頭の飛行場を当時としては破格の予算を組んで造り上げており、SFXが進化した現代の目からではその特殊撮影等若干プアなですが、当時としてはとても良く出来た航空映画でした。 物語は、パイロットの英国近衛兵メイズ(ジェームズ・フォクス)と英国新聞王ローンズリー卿の飛行機狂の娘パトリシア(サラ・マイルズ)のラブ・ロマンスを軸に、エアレースに優勝するためにありとあらゆる策…