読書メモ「ジャイナ教徒とは何か 菜食・托鉢・断食の生命観」上田真啓、ブックレット〈アジアを学ぼう〉49,風響社。古代から現在までの歴史、信仰の根本にあるもの、受け継がれてある現在の姿と生活。とてもよく理解できる。読書メモ「沙門(しゃもん)ブッダの成立 原始仏教とジャイナ教の間」山崎守一、大蔵出版。原始仏典、ジャイナ教典を、書かれた言語を丁寧に読み取り、類似と相違を並べて多く引用していて、学ぶことが多い。ブッダのさとりと初期の布教がどのようであったか、についての著者の考察にも共感する。読書メモ「仏教入門」岩本裕(ゆたか)、中公新書。この著者には信仰者には脱ぎ去りがたい押しつけがましさはなく、イン…