御徒町の宝石街を支えるインド人たち。彼らの故郷インドが、世界のダイヤモンド市場で「王」として君臨している理由は、単なる安価な労働力だけではありません。 「原産地としてのプライド」と「持たざる者の知恵」が融合した、3つの決定的な理由を紐解きます。 1. 原点:18世紀まで世界唯一の「産出国」だった 意外に知られていない事実ですが、1725年にブラジルで鉱山が見つかるまで、世界でダイヤモンドが採れるのはインドだけでした。 ゴルコンダ・ダイヤモンド:世界で最も有名な「コ・イ・ヌール(英国王室所有)」や「ホープダイヤモンド」も、すべてインドのゴルコンダ鉱山産です。 職人技の継承:紀元前から宝石を扱って…