1983年にアーケードゲームとして登場した、コナミのシューティングゲーム。
自機が円を描く様に画面の外側を一周し、円筒状の仮想平面を飛んでくる敵機と戦うシューティング。
各面スタート時に画面外から列を為して飛んでくる敵編隊が隊列を組んで待機状態になり一機づつ自機に攻撃を仕掛けてくる構成や、単発のショットが二発同時発射となるパワーアップ、三面ごとのチャンスステージなど、各所にナムコの「ギャラガ」の影響が見受けられる。しかし海王星→天王星→土星‥‥とチャンスステージ毎に太陽系の星々を辿ることによるドラマ性、疾走感溢れるBGM、そして何より自機の特殊な操作感覚など、オリジナリティもしっかり備えた佳作。「ゼビウス」ブームの影に隠れながらも、駄菓子屋の店先の人気者だった。