50音の二番目、いろは歌なら一番目にあたる「い」から思い浮かぶのは、イシターの復活、いじわるばあさん、石橋脩・・・またしても50代のおっさんであること、競馬好きであることがバレるラインナップだ。 と言いたいところだが、実は最初に頭に浮かんだのは、知性のカケラも感じさせない男(と、渋谷陽一が言っていたような・・・)、アメリカの高田純次ことデヴィッド・リー・ロスの初のソロアルバム「イート・エム・アンド・スマイル」である。 1986年発売というから、阪神が日本一になった翌年という、日本が元気でアホだった頃のアルバムだ。当時、私は洋楽を聴きだした頃で、ワムとかビリー・ジョエルとか、トンプソン・ツインズ…