枝がたわむほどの実がついて 、寒さが増すごとに色づきも赤みを増していく南天の実。鳥のご馳走になるのを防ぐために、実のついた房をすっぽりと紙の袋で覆ってお世話されたものを、毎年、何十年とですが「仏さんに」とあげて下さる方がいる。 葉も冬の間中落ちることがなく、“難転”に通じるめでたき木に、夏の名残がしがみつく。 真っ赤な果肉を持ったソルダムをホワイトリカーに漬けて、できあがったソルダム酒を別瓶で保存した。果実とレモンとは取り出して、ソルダムはジャムに変身。小分けにした。 そうして買い物に出たついでに「ブ」に立ち寄った。新刊書店では全部そろえるのが難しいという事もあって、申し訳ないような値段で4冊…