Jeanneke Pis
ベルギー王国の首都ブリュッセルの観光名所グラン=プラスからほど近くの路地の一角にある像。
ドイツ語ではJanneken Pis、通称を小便少女といい、この名の通り、いわゆるおしっこ座りで放尿する少女の姿を模った像である。
デニス・ドブリエ(Denis Debouvrie)という彫刻家の手により西暦1985年に製作され、その二年後の1987年に設置された石灰石づくりのこの像には、癌とHIV(エイズ)の撲滅への願いが込められているという。
近くには少年版すなわち小便小僧(Manneken Pis、通称『ジュリアン坊や』)の像もあり、元々はこちらのほうが有名である。