正義は恐ろしい。誰かにとっての正義は、誰かにとっての悪になりうることを、絶対に忘れてはならない。そして、主義や信条、思想が異なったとしても、人と人は手を取り合えるということも。巨匠ダルデンヌ兄弟のカメラは、加担することなく、ただそこに「在り」続ける。そこに映し出されるのは人間の真実だ。 映画『その手に触れるまで』公式サイト