標高差が100m以上あるジャンプ台の上方から斜度35度程度、長さ100m前後の斜面をスキーで滑り降りてきて、ジャンプ→着地を行い、その飛距離と審判の採点による飛型点を競うスポーツ。ノルディックスキーのひとつ。「スキージャンプ」とも。
ちなみに、『17世紀にノルウェーで囚人に対する刑罰として行われたのが始まり』というのは俗説で、1840年ごろのノルウェーのテレマーク地方が発祥の地とされている。
ジャンプ踏み切り時のスピードはラージヒルで90km/hを超え、約140m程度の高さを10秒程度で一気に滑り、飛び降りる、危険と隣り合わせのスポーツでもある。風の向きや強さ、踏み切りのタイミング・強さ、空中姿勢等様々な要素が飛距離に影響する。ジャンプ台の大きさによって、ノーマルヒル、ラージヒル、フライングヒルなどがある。
2014年現在、オリンピックにおいては男子ノーマルヒル個人、女子ノーマルヒル個人、男子ラージヒル個人、男子ラージヒル団体が行われている。