ジャン・パウル『美学入門 新装復刊』白水社 (2010年) と、 ディケンズ『大いなる遺産』新潮文庫のつづきを読む。 nainaiteiyan.hatenablog.com カントは美を次のように定義した。 「美とは、概念なしに普遍的に満足を与えるものである」P46 概念はある表象の共通性を抜き出した部分。 表象とはイメージ。心に描く像。 満足とは「完全なもの」と「不満不平がないこと」を意味する。 「普遍的」とは、多くの物事に当てはまることを指す。 日本語の基本をまず自分で調べた。 そしてゆっくり考える。 おそらく満足は「完全」のほうを指すように思う。 満たす。数学で言うならば、条件を満たす、…