レタントンローヤル館(八重垣)にお出で頂き有難うございます。今日ご紹介する映画は「ラ・スクムーン」(1972)です。 ジャン=ポール・ベルモンド主演、原作、脚本、監督がジョゼ・ジョバンニの良く出来たフイルムノワールになっています。 1934年夏、マルセイユで裏稼業のボス、ザビエ(ミッシェル・コンスタンタン)が逮捕される。敵対するボス、ビラノーバによるもので、ザビエの妹ジョルジア(クラウディア・カルディナーレ)は、"ラ・スクムーン(死神)"と呼ばれるロベルト(ジャン=ポール・ベルモンド)を呼ぶ。彼の車は、真紅のブガッティ・タイプ57 ヴァントーという超高級車。うーん、美しいです。 ロベルトは、ビ…