キング・クリムゾンのStarless And Bible Black。邦題「暗黒の世界」です。 初めて買ったクリムゾンのアルバムがこれでした。当時、宮殿は嫌いでした。演歌くさいエピタフが特に肌に合わず。また、その後のジャズロック時代は、ものすごくアングラ臭がしまして・・・。いまでは、どれも素晴らしく聴くことができるのですけどね。 そんなわけで、当時は、これ、太陽と戦慄が全てでした。ロバフリの偏執的なメロディー、ビル・ブラッフォードの装飾音的なパーカッション、そうした中にあって時に優美なデヴィッド・クロスのヴァイオリン、そして、絞り出すようなジョン・ウェットンのボーカル。これらのアルバムは、思索…