強欲資本主義は死んだ個人主義からコミュニティーの時代へポール・コリア、ジョン・ケイ池本幸生、栗林寛幸 訳勁草書房2023年2月20日 第1版第1刷発行GREED IS DEAD (2020) 日経新聞(2023年4月29日)の書評に出ていて、面白そうだったので、図書館で予約した。 記事に書かれていたのは、”ディケンズの小説『荒涼館』において、アフリカ・ニジェール川左岸の先住民のために熱心な請願を行ったジェリービー夫人、トランプやハリウッドのセレブ達は、全世界の福祉の最大化のように「意識の高い」大義を掲げて自己陶酔しているのだ。”というようなこと。善意の行動は、自己満足ではないのか? 他人から称…