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ジョン・セバスチャン

(音楽)
じょんせばすちゃん

1944年3月17日、ニューヨーク生まれ。ハーモニカ奏者、ジョン・セバスチャン(シニア)を父親に持つ。その影響で幼少の頃よりハーモニカに親しむ。やがて地元グリニッジ・ヴィレッジでのフォーク・シーンに関わるようになり、ライトニン・ホプキンス、フレッド・ニール、ティム・ハーディンなどのサポートもつとめる。マリア・マルダー、スティーヴ・カッツも在籍したイーヴン・ダズン・ジャグ・バンド、キャス・エリオット、ザル・ヤノフスキーらとのマグワンプスを経て、'64年暮れラヴィン・スプーンフルを結成。メンバーはジョン(Vo,Guitar,Harmonica,Autoharp etc.)、ザル(Vo,Guitar etc.)、スティーヴ・ブーン(Bass,Keybord)、ジョー・バトラー(Vo,Drums)。“Do You Believe In Magic”“You Didn't Have To Be So Nice”“Daydream”“Summer In The City”など大ヒットを連発し、2枚のサントラを含む6枚のアルバムを残すも、'68年頃にはザルが脱退(ジェリー・イエスターが加入)し、そしてジョンもグループを離れた。ソロになってからはスプーンフル時代ほどの大きなヒットはなかったものの、『John B.Sebastian』『Real Live』『Tarzana Kid』などの暖かく味わい深いアルバムを次々発表。'76年にはアルバム『Welcome Back』からタイトル曲が全米No.1を獲得し、ヒットチャートにもWelcome Back。同年、「ローリング・ココナツ・レビュー」出演の記者会見のため初来日。このイベントは翌年4月に行われ、フレッド・ニール、ヴィンス・マーティンと共演するなど話題を振りまいたが、ニュー・アルバムは実に16年間発表されることはなかった。'92年ようやく新作『Tar Beach』発表、その後ジョン・セバスチャン&The J-Bandを結成。ルーツであるジャグ・バンド・ミュージックに立ち返り、『I Want To My Roots』『Chasin' Gus Ghost』の2枚のアルバムを残している。またジョン・サイモン、ハース・マルティネスなど多くのアーティストのアルバムに参加、素晴らしいハーモニカ・プレイを提供している。

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