今日の読書日記は、読書そのものよりも、読書の前に交わした対話——つまり前半の対話へ集約されている。ヘルダー『人類歴史哲学考』、ポパー『開かれた社会とその敵 第一巻 下』、『ジョン・ダン全詩集』を読んだのは事実である。だが、ページをめくりながら私が反芻していたのは、まず次の想像実験であった。 人間が労働に役立たなくなり、すべての仕事が機械に置き換わったとする。そのとき、人間は何のために生存するのか。 この問いは、哲学の抽象ではなく、生活の圧力である。機械化が進むほど、労働の意味は薄れ、余暇が増える。余暇が増えるほど、人間は自由になるはずだが、自由はそのまま意味にならない。意味が空くと、何かがそこ…