『さようなら、ギャングたち』、『虹の彼方へ』に続く、高橋源一郎の3作目の長篇小説。1985年、角川書店より初版発行。現在は講談社文芸文庫で入手可能。なおこの作品の原型となる「すばらしい日本の戦争」は1981年に群像新人賞の最終選考に残ったが、瀬戸内晴美以外の選考委員からは不評であり、賞を逸した。
参考文献:講談社文芸文庫版『さようなら、ギャングたち』所収の年譜(栗坪良樹・編)などから。
ジョン・レノン対火星人 (講談社文芸文庫)
五時四十分起床。えらく涼しい朝だ、と思ったらリビングのエアコンが27度で稼働していた。この冷気が一晩かけて家中すみずみまで行き渡っていたようだ。二階建て三階建ての一戸建てではこんなことは起きにくいだろうが、マンションならありうる。 仕事。朝イチで某Web系案件。ようやく前進、という感じ。 午後は別の案件に取り掛かるもあっという間に終わってしまい、二時間くらい時間が空いたので、溜まっていた古い資料を処分した。 十七時、某案件のリモート会議。 夕食はししゃものフライを食べた。 高橋源一郎「オオカミの(5)」(「群像」2024年8月号掲載)。動物が人のように言葉を話す世界で、動物と人が共存する。一方…
五時四十分起床。小雨。春は何かと天気が崩れやすい。近頃は袴姿の、大学の卒業式らしい女の子をちらほら見かけるが、自分の卒業式は前日に大雪が降って足元が悪かったことを思い出した。 十一時半、妻と外出。西荻窪駅で妻の友人Mさんと合流し、祖師ヶ谷大蔵へ。お気に入りの「ルフージュカフェ」で昼食。その後、妻も何度か利用したことがある「ギャラリー・パウパッド」で開催されているさくら猫(地域猫)展へ。作家さん、オーナーさんにご挨拶。今年も愛情あふれる写真がいっぱいだった。 View this post on Instagram A post shared by 五十畑裕詞 (@catkicker001) Tw…
独断と偏見による傑作文學百冊。 PC内で随時更新している個人的傑作文學の一覧表を引用しました。順位表ではなく傑作群を題名の五十音順で記述したものです。題名と著者名を引用するだけではおもしろくなく失礼ですので、一作ごとに簡単なコメントをつけます。小説、戯曲、詩歌、評論、箴言集あたりを中心に百作までしぼりました。基本的に一作家一作としましたが、誤謬があったらすみません。哲学書は哲学史的にみれば、プラトンからデリダまですべて挙げなくては意味がないので、対象外としておきます。場合によっては、随時更新、追加してゆく可能性もあります。 ――2020年1月2日題名に括弧をつけて讀みやすくしたうえ、発表後に讀…
五時四十分起床。高校の校舎が迷宮になっている。そんな夢を見た。廊下のあちこちが五叉路になっていた。 仕事。某案件のWebコンテンツ。クイズの問題と答え、そしてその解説や補足をセットでつくるのだが、一問つくるのに半日くらいかかってしまう。おもしろいのだが、資料を見ている時間のほうが圧倒的に長くなる。 夕方、ウォーキングへ。キンモクセイは花の大半が散り、残り香が微かに漂うくらいになった。 高橋源一郎「オオカミの(1)」(「群像」2023年11月号掲載)。以前「群像」に掲載された同タイトルの読み切りと、最後につながった。あの読み切りが事実上の第一話なんだろうな。 群像 2023年 11 月号 [雑誌…