当ブログでは恐らく初?のアニメ映画。短編75分と見やすい。 ジョージ秋山原作の映画化、らしい。 ジョージ秋山は名前しか知らなかったのだが。 中世の乱世的な「羅生門」や「もののけ姫」的世界観を描いている。 現代社会の世相を反映しているようなリアリティと、ファンタジーが入り混じっていて妙な気分になった。 飢餓の極限状況で産み落とされ、生まれ落ちた時から「人肉食」を強いられたアシュラの荒涼たる「狼人間」的あり様と、坊さん、またワカサという心優しい娘との交流を描く。 詳しくは述べないが、貧困状況下で「望まない妊娠」を強いられて生まれたばかりの赤ちゃんを遺棄する現代日本では、「微妙なリアリティとファンタ…