Silvester 初日(12月29日)は最高の出来だった。 第1曲目のタンホイザー序曲は音のレンジの幅を巧妙に制御した演奏。pから始まって徐々にffに広がっていく音の幅。 メインプログラムのワルキューレ第1幕はヨーナス・カウフマンはもちろんのこと、ツェッペンフェルトも素晴らしかった。とりわけSieglinde役のミクネヴィチューテはドラマティックでありながら雑さを全く感じさせない、まるでBrünnhilde役がSieglindeを歌っているかのような印象だった。この人はStaatsoper zu Unter den Linden でもSieglindeを歌っているので、このレパートリーは高い…