杉田二郎と森下次郎のフォーク・デュオ、ジローズの2枚目のシングル 終戦の日は、戦争の時代を振り返る機会になるが、年月を経るにつれ戦争の記憶は自然と薄れていってしまうものだろう。 この曲の歌詞にはこれといって反戦を思わせるようなフレーズはないが、こういう歌があると戦争や平和のことを考えるキッカケになる。 思い返すと、自分が歌謡曲を聴くようになってから、戦争や政治、世相を風刺した曲にほとんど出会ったことがない。 やはり今の日本では、こうしたメッセージソング的なものは流行らないようだ。 戦争が終わって僕等は生れた 戦争を知らずに僕等は育った おとなになって歩きはじめる 平和の歌をくちづさみながら 僕…