電子回路を設計する上で、安定した電源の確保は非常に重要な要素です。 特に、高電圧から低電圧へ効率よく変換する必要がある場合、リニアレギュレータでは発熱が大きくなり、効率も悪くなるという課題に直面します。 そこで活躍するのが、スイッチングレギュレータ、中でも降圧型DC-DCコンバータです。 数ある降圧型DC-DCコンバータの中でも、長年にわたり多くのエンジニアやホビイストに愛用されてきた定番中の定番ICが、ナショナル セミコンダクター(現テキサス・インスツルメンツ)の LM2596 シリーズです。 その堅牢性、使いやすさ、そしてコストパフォーマンスの高さから、多種多様なアプリケーションで採用され…