こんばんは、紫栞です。 有栖川有栖さんの『スウェーデン館の謎』をご紹介。 あらすじ 小説の取材で雪深い福島の裏磐梯のペンションに宿泊していたミステリ作家の有栖川有栖は、童話作家・乙川リュウの館、地元の人間がスウェーデン館と呼ぶログハウスに招かれる。 おいしいコーヒーとお菓子をごちそうになり、有名童話作家の主と美しい奥方、他の招待客らと共に楽しい語らいの時間を過し、その夜には乙川が「話足りなかったから」と、わざわざ北欧の酒を提げてペンションを訪ねてくれた。 旅先での良い思い出になったと喜び、スウェーデン館の人々との別れを惜しんでいた有栖だったが、翌朝になってスウェーデン館で客人のうちの一人が殺さ…