厚生労働省がこのほど「令和元年賃金構造基本統計調査結果の概況」を公表し、日本の大卒の初任給が男性で21万2,800円、女性で20万6,900円であることがわかりました。一方、お隣中国では、上海市の大卒の初任給が7,103元(約11万2,800円)でした。(上海市人事社会保障局公表データ) このように中国の初任給は日本のおよそ半分しかありませんが、金融経済を専門に学ぶ“財経系大学”の卒業生の初任給は大きく上昇しているようです。 中国メディアによると、中国国内の名門金融系大学である“中央財経大学”が卒業生の平均初任給額を公表、学部新卒者が9674.22元(約16万円)、院新卒者が10238.84元…