スキーのシール。山スキーをやらない方には「???」かもしれません。 スキー板で登山、滑走。あるいは高原の散策。踵がガチガチに固定されているゲレンデ板でこれらをやろうとは思いません。逆ハの地で登るか、横に向いてエッジを立てて階段登高するか。いずれも辛いし踵が上がらないから他の姿勢は出来ない。これらもせいぜい10mまでです。しかし登山に使うスキーは専用のビンディングで歩くときは踵を開放できる(山スキー)、あるいは、初めから踵に締め具自体がない(テレマークスキー)、といった特殊な締め具を使います。もちろん靴もそれに対応したものになります。そしてスキー板の裏には滑り止めを貼り付けるのです。それが「シー…