セリエAのリーグ優勝はスクデット獲得という言葉で表現される。スクデットとは「小さな盾」という意味。 優勝チームは翌年のリーグ戦でユニホームの胸にイタリア国旗のトリコロール(緑、白、赤)を示すスクデットを縫い付けることができる。優勝10回のチームのユニホームには「ラ・ステッラ」と呼ばれる金色の星の刺しゅうが付いている。
今回は主要欧州リーグの2024~2025シーズン注目のチームについて書いていきたいと思います。 第2回目は「インテル」です。 Getty Images 主な加入選手 ジョゼップ・マルティネス(←ジェノア) ジエリンスキ(←ナポリ) タレミ(←FCポルト) 主な放出選手 アウデロ(→サンプドリア) クアドラード(→アタランタ) クラーセン(→無所属) アレクシス・サンチェス(→ウディネーゼ) 基本フォーメーション 新シーズンの目標 3冠 新シーズンのノルマ リーグ4位以内 チャンピオンズリーグベスト8以上 ①実質無しに等しい予算で最大限の強化 昨シーズン圧倒的な戦いぶりでセリエAを制したインテル…
今回は見事3シーズンぶり20回目の優勝を果たしたインテルについて、その要因について書いていきます。 Getty Images 関連記事はコチラ↓↓ kichitan.hatenablog.com リーグ 勝ち点86 27勝 5分 1敗 79得点 18失点 優勝(33節終了時) カップ戦 ベスト16 チャンピオンズリーグ ベスト16 基本フォーメーション ①後半戦を圧倒的強さで駆け抜ける 新戦力出会ったテュラムがすんなりチームに馴染みラウタロとのコンビが猛威を振るい前半戦を首位で折り返したインテルですが、年明けからリーグ戦を13勝2分と圧倒的な強さで駆け抜け、さらにライバルACミランの前で史上初…
来年1月から始まる、サッカーのアジアカップの組み合わせが決まりました。 www.soccer-king.jp ベトナムは、日本代表の監督を務めたこともあるフィリップ・トルシエ氏が監督。 日本のことをよく知っている監督が相手だったり、イラクもなかなか強いので苦戦しそうですが、ここはなんとしても突破してもらわないといけません。 やっぱり日本は強かった…というところを見せつけてほしいですね! それでは今日の記事のもくじです。 今日は何の日?? 海上保安の日 2022-2023 イタリア・セリエA 第33節 結果 順位 今日は何の日?? 5月12日は「海上保安の日」です! 海上保安の日 1948年5月…
2020/12/22 セリエA第12節 ユベントス vs フィオレンティナ 0-3 不安定ながらも無敗を維持していたユベントスがついに敗戦してしまった。 コロンビア代表FWフアン・クアドラードが前半18分に退場したことや、ブラジル代表DFアレックス・サンドロのオウンゴールなどがあり今季初黒星。 終盤には元ユベントスのウルグアイ代表DFマルティン・カセレスに得点を決められ完敗。 比較的調子の良かったポルトガル代表FWクリスティアーノ・ロナウドやスペイン代表FWアルバロ・モラタは無得点に終わった。 そしてこの敗戦で勝ち点を落としただけではなく、コロナウイルスの影響で不戦勝になっていたナポリ戦がやり…
2020/12/20 セリエA第13節 サッスオーロ vs ACミラン 1-2 セリエAで首位を走るACミランの勢いが止まらない。 大黒柱である元スウェーデン代表FWズラタン・イブラヒモビッチは負傷明けに再び負傷し戦列から離れていたが、チームは敵地で勝利をおさめた。 今季ここまで13試合9勝4分0敗と無敗を維持していることから好調さが伝わるが、この試合ではいくつかの記録ができた。 1つ目は先制点となったポルトガル代表FWラファエル・レオンが決めたゴールだが、これは開始わずか6.8秒でゴールに吸い込まれた。 6.8秒はセリエA最速記録ゴールで、最高のスタートを切ったといえるだろう。 そして、2つ…
2020/12/16 セリエA第13節 パルマ vs ユベントス 0-4 今シーズン、パフォーマンスがなかなか安定しないユベントス。 しかし今回は違った。 生ける伝説元イタリア代表GKジャンルイジ・ブッフォンがキャリアをスタートさせたチーム相手にもうすぐ43歳になるとは思えぬパフォーマンスでクリーンシートを達成。 攻撃面でもポルトガル代表FWクリスティアーノ・ロナウドのドブレーテをはじめとして4発快勝。 前節では意味不明なシュートミスもしていたが、スペイン代表FWアルバロ・モラタの調子が良い。 ACミラン、インテルも勝利したため3位(ローマはアタランタに完敗)となった。 勝ち点差は4ptsなの…
2020/12/16 セリエA第12節 ユベントス vs アタランタ 1-1 CLバルサ戦で劇的な勝利と逆転1位通過を決めたユベントス。 2位通過となったバルセロナはリーグ・アンの絶対王者で昨年のCLファイナリストであるPSGと対戦することに。 一方でユベントスの相手はポルトなので、油断は禁物ではあるものの、この逆転1位通過はかなり大きなものをもたらしたと言えるだろう。 しかし、リーグ戦では当たり前のようにドロー。 CR7もモラタも不発。 唯一の得点はイタリア代表FWフェデリコ・キエーザだった。 ここまでリーグ戦12試合で6勝6分0敗と、危ない橋を渡っている感が否めない。 一応3位につけてはい…
2020/12/14 セリエA第9節 ACミラン vs パルマ 2-2 混戦を極めるセリエAで首位を走るACミラン。 現在ユベントスのポルトガル代表FWクリスティアーノ・ロナウドと並び得点ランキングトップタイの元スウェーデン代表FWズラタン・イブラヒモビッチを負傷で欠く中、土壇場の同点弾で無敗を継続した。 11節を終えて8勝3分0敗で2位以下に4pts差をつけて首位に立っている。 大黒柱も全体練習に復帰したようなので、戦力的な問題は克服できるだろう。 しかし、コロナウイルスの影響で過密日程となっているため、選手層的にシーズン後半で失速する可能性が高い。 ユベントスのスクデット10連覇を阻止する…
2020/12/05 セリエA第9節 ユベントスvsトリノ 2-1 トリノダービーに辛勝したユベントス。 もはや伝統芸と呼ぶべきなのかというレベルの土壇場劇。 今回はイタリア代表DFレオナルド・ボヌッチによって救われた。 やはりスペイン代表FWアルバロ・モラタがレッドカードで出場停止となっていることは少なからず影響があるだろう。 11月のセリエAのMVPとなったポルトガル代表FWクリスティアーノ・ロナウドも不発に終わった。 shisoperilla.hatenablog.com やはりというべきか、アルゼンチン代表FWパウロ・ディバラもパフォーマンスを発揮できていない。 本人はユベントスという…
「 ラファエル・レアオは、バットマンの宿敵だけでなく、ピッチ上でいつも笑顔を絶やさなかった元ACミランの伝説的選手、ロナウジーニョとも共通している。 その幸福感は、おそらく長い間笑顔を見せなかったために、このポルトガル人を「努力が足りない」、あるいは「どうでもいい」と非難する人々から誤解されがちである。2年という歳月はサッカー界では永遠だが、スクデットを獲得した日のレアオの破壊的な叫びを忘れるには十分ではない。 笑顔だけでは十分ではない しかし、ピッチ上で見せる幸福感は、質の高いパフォーマンスを伴うことはあまりない。最近の無駄なチャンスは、ダービーでの勝利だった。それどころか、ポルトガル人は試…
ミランは長年の苦しみを乗り越えて最初のダービーを制した。 パウロ・フォンセカは最高の監督とは言えないかもしれないが、この10年間でロッソネリのベンチに座った最も勇敢な男であることを示した。 そして、経営陣がサッリやテルチッチなどの代替案を模索し始める一方で、フォンセカはACミランでの冒険はすでに終わったと感じながら、キャリアで最も重要な試合の準備をしなければならなかった。 フォンセカの立場であれば、過去10年間ミランで指揮を執ってきた監督たちは皆、すでにスクデット獲得に向けてメディアを動かしているインテルに対し、守備に重点を置いた戦術で臨んだだろう。 アイデアの勇気 そしてその代わりに、フォン…
「 ラファエル・レアオは、バットマンの宿敵だけでなく、ピッチ上でいつも笑顔を絶やさなかった元ACミランの伝説的選手、ロナウジーニョにも共通する言葉だ。 その幸福感は、おそらく長い間笑顔を見せなかったために、このポルトガル人を「努力が足りない」あるいは「どうでもいい」と非難する人々から誤解されがちである。2年という歳月はサッカー界では永遠だが、スクデットを獲得した日のレアオの破壊的な叫びを忘れるには十分ではない。 笑顔だけでは十分ではない しかし、ピッチ上で見せる幸福感は、質の高いパフォーマンスを伴うことはあまりない。最近の無駄なチャンスは、ダービーでの勝利だった。それどころか、ポルトガル人は試…
今回は主要欧州リーグの2024~2025シーズン注目のチームについて書いていきたいと思います。 第11回目は「ユベントス」です。 Getty Images 主な加入選手 ディ・グレゴリオ(←モンツァ) カバル(←ヴェローナ) カルル(←ACミラン) ドグラス・ルイス(←アストンビラ) ケフラン・テュラム(←ニース) コープマイネルス(←アタランタ) ニコラス・ゴンサレス(←フィオレンティーナ) フランシスコ・コンセイソン(←FCポルト) 主な放出選手 シュチェスニー(→引退) アレックス・サンドロ(→フラメンゴ) ルガーニ(→アヤックス) ラビオ(→マルセイユ) ミレッティ(→ジェノア) コス…
🚀 元サッカー選手中田英寿氏、サニーサイドアップの執行役員に就任 - スポーツ界からビジネス界への異例の転身 中田英寿氏とサニーサイドアップの意外な関係 スポーツマネジメントとクリエイティブビジネスの融合 アスリートの第二キャリアが変わる? 地方創生と日本文化発信の可能性 結論:スポーツとビジネスの融合がもたらす可能性 🚀 元サッカー選手中田英寿氏、サニーサイドアップの執行役員に就任 - スポーツ界からビジネス界への異例の転身 皆さん、こんな疑問を持ったことはありませんか?「引退後のアスリートって、どんな仕事をしているんだろう?」🤔今回は、その答えを覆すような驚きのニュースをお届けします。元サ…
開幕2連勝を果たし未だに無失点ながら過去2試合はスコアレスドローと決め手に欠けているユベントスと、開幕に大敗を喫するもその後3連勝と見事に持ち直したナポリ。 ナポリのコンテ監督にとって現役時代、そして監督時代に栄光を味わったクラブ相手にどこまで戦えるか注目です。 ということで先日行われたセリエA第5節ユベントスvsナポリの感想です。 Getty Images ハイライトはコチラ↓↓ www.youtube.com 両チームのスタメン&結果 前半 ユベントスは守備4-4-1-1の4-2-3-1、対するナポリは4バックに変更した守備4-4-2の4-2-3-1を採用していました。 試合はユベントスが…
2024/25 セリエA第5節ナポリ戦を控え、チアゴ・モッタ監督による前日会見が行われましたので概要を紹介いたします。 PR (adsbygoogle = window.adsbygoogle || []).push({});
今回は主要欧州リーグの2024~2025シーズン注目のチームについて書いていきたいと思います。 第7回目は「ACミラン」です。 Getty Images 主な加入選手 パヴロヴィッチ(←ザルツブルク ) エメルソン(←トッテナム) フォファナ(←モナコ) モラタ(←アトレティコマドリード) エイブラハム(←ローマ) 主な放出選手 ケアー(→フリー) カルル(→ユベントス) ポベガ(→ボローニャ) アドリ(→フィオレンティーナ) ジルー(→ロサンゼルスFC) 基本フォーメーション 新シーズンの目標 セリエA優勝 新シーズンのノルマ リーグ4位以内 チャンピオンズリーグベスト16 ①アタッキングサ…
カルチョメルカート. フランス人フルバックとポルトガル人エースが、技術的な観点からこのチームのリーダーであると考えられる。 しかしながら、2人は2019年からミランに在籍しており、2022年のスクデットも獲得するなど、ミランを競争力のあるレベルにまで戻した立役者ではあるが、彼らの周りには常に他の経験豊富なリーダーがいたこともまた事実である。 パオロ・マルディーニとリッキー・マッサーラは監督であったが、グラウンドを離れても指揮を執っていた。 その他の記事/特集 費用、キャップ、監督:この夏、ミランの野心について何がわかったか 悪魔の代弁者:創世神話と大洪水-ミランの聖書的宣言が裏目に出る恐れ オ…
Calciomercato.comが書いているように、ミランが次の3試合でベネチア、リヴァプール、インテル相手に崩れた場合、パウロ・フォンセカのプランを引き継ぐためにスーザがやってくるかもしれないという噂が、あまり信頼できる情報源からではないにせよ、流れている。 通常の否定にもかかわらず、フォンセカが結果を好転させなければならないことに疑いの余地はなく、チャンピオンズリーグの試合とダービーは確かに良い出発点だが、もしそれが来なかったら? 確かなのは、監督交代の可能性がある場合、ステファノ・ピオリがミランと2025年6月まで契約を結んでいるにもかかわらず、復帰につながる仮説は絶対に成り立たないと…
この記事を始めるにあたって、会計上の改善とは何かを正確に数値化しなければならない。カルチョ・エ・フィナンツァが報じたところによると、ミランは2022-23シーズンに610万ユーロの黒字を計上し、2023-24シーズンには1000万ユーロから2000万ユーロの黒字を計上すると予想されている。 収入は約4億3500万ユーロから4億4000万ユーロと予想されており、昨シーズンと比べて3000万ユーロ以上増加し、「選手の権利の管理」からの収入5600万ユーロ以上を含んでいる。 PUMAとエミレーツとの新契約(それぞれ1シーズンあたり約3000万ユーロ相当)が発効した一方で、チャンピオンズリーグからの早…
⚫🔵 バレッラ バレッラが鼻の手術に成功! 復帰は来週中の見通しでネイションズリーグは欠場 ⚫🔵 リーグ デル・ピエロ氏がスクデット争いを予想「悪い時でも3-0で勝てる。だから本命」
ユベントスのジュントリ FD が9月1日に行われた 2024/25 セリエA第3節ローマ戦の試合前にイタリア国内向けの中継を行った『DAZN Italia』などからの取材に応じていましたので概要を紹介いたします。 PR (adsbygoogle = window.adsbygoogle || []).push({});