作風
おもにピアノ曲が多い。
前期はショパン(ロマン派)風。
ただし音色に独特の鋭敏な感受性をしめし、その妙なる響きは、神秘主義との関連で語られることも多い。
後期は神秘和音と呼ばれる和音を用いるなど、
調号を廃して無調に進み、独自の世界を作る。
代表作にソナタ第7番「白ミサ」、ソナタ第9番「黒ミサ」、悪魔的詩曲など。
管弦楽曲も幾つか作曲しており、「法悦の詩(Poem of Ecstasy)」は中でもよく演奏される。
Alexander Nicolaevitch Scriabin
スクリアビン、スクリャビン、スクリヤビン