スクールソーシャルワーカー

本日面談しました。インテークですね。１時間かけてじっくりやりました。 お母さんと中２娘のAさん。 SNSで友人らから誹謗中傷を受けて、人間不振、そして不登校に。 ストレスで拒食やら過食になっていました。 事前に担任の先生からお話を伺っていたので、Aさんが一方的に被害者ではないことは分かっていました。 いや、結局は友人らから話を直接聞いたわけではないので、私は、 Aさんのお母さんと、担任の話しか聞いていません。 それ自体腑に落ちませんが、皆さんにお会いするには時間が足りません。 週３ですし…(´・ω・`)いや、本人に会わずとも情報収集は可能なのだよ、と先輩ＳＳＷがおっしゃっていました。そうなのね…

2023年4月から、スクールソーシャルワーカーとして 県教育委員会に採用されました。 現在はとある市教育委員会に配属されています。 個人情報保護や守秘義務などなどに鑑み、 個人や団体等特定できない程度にあげていきますのでご了承くださいませ。

スクールソーシャルワーカー研修の２日目を終えました。 午前の部 外国人児童の支援方法を学びました。 1.外国人の就労について 在留資格により、就労に制限がかからない人、かかる人、就労できない人がいる。「家族滞在」の資格は、４時間と時間制限があり就労が認められる。その時間以上を望む場合は、別の資格を取る支援が必要。また、「定住者」は、日系３世までが範囲と記載されている。しかし、その子どもの４世も認められる。ただし、日本から出ていってしまったら定住者の資格はなくなり、二度と取ることはできない。 2.外国人児童の教育について 在留カードがなくても子どもの希望があれば、学校の受け入れ次第で通学はできる…

念願であった、スクールソーシャルワーカー(以下 SSW)の研修を受講しました。 社会福祉士として独立開業し、学校福祉にアプローチしたいという思いが私にはあります。SSWを目指し始め、この研修が毎年開催されていると知ったので、受講が楽しみでした。 子どもという分野は社会人になってからほとんど関わっていません。さらに、学校という未知の領域まで教えられた。コロナでオンライン授業やタブレット化が進んでいることは社会情勢としては知っているが、教育現場の現状なんて知らない。学校に関わる法律もわからない。まだまだ、知識を深める分野が多いと感じた１日でした。 未熟さを実感した今回の研修でしたが、学びを少し記録…

今回は自己主張・主義がややマイルドな『あかぶちメガネ新聞 第4号』、やっと刷り上がりましたー＼( ‘ω’)／ あかぶちメガネ新聞 第４号 表 あかぶちメガネ新聞 第４号 裏 昨日5月15日(日)朝刊に、折り込みをさせていただきました。みなさまにお手に取っていただけたらとてもうれしいです。今回も内容は主に３月議会での一般質問となります。実は前回作成の“あかぶちメガネ新聞 第３号”は、“議員が作成する議会報告として主義・主張が強い”、と言われまして…！(◎_◎;)自分でいうのもなんですが、それほどでもないような気がするんですが…、みなさま、どうでしょうか？！ある意味、自己主義・主張が強い、ことは議…

ただいま飯能市定例会3月議会開催中～3月24日閉会です。 残すところあと10日ほどです。 明日14日(月)から17日(木)までの3日間は一般質問が予定されています。 15日は市内中学校卒業式のため休会。 “一般質問”という響きから市議になる前、 一般人のわたしも質問できるのかな・・・、なんて考えていました。 あの頃も今の自分も、知らないことがまだまだたくさんありますが、これは市民の皆さまにも知っていただきたいな、ということや、一緒に考えてほしいことも含めて、質問に立たせていただいております。 わたくし長谷川は16日(水)午前11時10分～12時10分、登壇予定です。 市議会開催は平日の昼間とい…

事務所開設日記② ビジネスパートナーの体調不良により、昨年末に打ち合わせができなかった。 前回の開催から期間が開いてしまい、第５回目の打ち合わせとなりました。昨年のまとめと今年度の計画について検討しています。 令和3年は、動き始めたばかりであり、「事務所を開設する予定地での人脈形成」と「専門スキルとして何を磨くのか？」を主に考え、頭を抱えていました。 この2つの課題に対して、現段階での対応方法が決定しています。 ～事務所を開設する予定地での人脈形成～ 一つ目の議題については、地域内の介護施設でボランティアを通して、人脈形成ができるのではないかと考えました。活動をするためには、ボランティア団体で…

今回、よさこい祭りの振興をはじめとし、主に、教育行政について、執行部への質問と提言を行いましたので、以下、その内容（要旨）をご報告します。今議会では、本市の小中学校で起こっている児童生徒の問題行動及び生徒指導上の諸課題について取り上げました。 県は、令和7年度以降のスクールソーシャルワーカー活用事業委託料算定の考え方について、これまで県が100％負担していた県単独分の予算について、県と市町村が2分の1ずつ負担することを想定していることから、今回の質問戦では今後の予算編成に向け、スクールソーシャルワーカーのリソースが削減されないよう、予算確保に向け、質問致しました。 【甲木良作】本市の小中学校で…

『不登校でも学べる』（おおたとしまさ著 集英社新書） から、学んでいきます。 勉強が嫌いだったり、学校が苦手だったり、 不登校状態だったりする子どもたちの「学び治し」を支援する 「ビーンズ」代表 塚崎康弘さんは、こういわれています。 ------------------------------------ 保護者の方々には、 「将来から逆算した恐怖と不安で子どもを駆り立てないでください」 とよくお伝えしています。 大人には日本社会がこれからますます劣化していくのが見えるので、 愛情ある保護者ほど、 荒れた社会でも生きていけるような高度なスキルを身につけることを 子どもに求めてしまいます。 でも…

先日、あるボランティアに参加し、そこでスクールソーシャルワーカーをやっている女性と話す機会があった。 彼女は都内某市で働いているのだが、現在市内中学校のクラスで平均5〜6人位、不登校と言われる状態にある生徒がいると言う。1クラス38〜9人だから1割以上という事態だ。（起立性調整障害など何らかの診断が出ている場合は長期欠席者と言い不登校にカウントされないが、ここではそれも含むかもしれない） コロナ禍を経たこと、登校を強いず休ませることが一般的になったことで学校を休むことのハードルが下がったという面はあるようだが、それにしても大変な人数である。 やっぱり現在の学校のあり方では子どもたちを教育するの…

ナゼ学校に行かない子供が増えているのか原因は何かについて ナゼ学校に行かない子供が増えているのか原因は何か 近年、日本では学校に通わない子どもの数が増加し続けており、社会的な関心事となっています。この現象の背景には複雑な要因が絡み合っています。本文では、学校に行かない子どもが増加している主な原因について詳しく解説します。 学校へ行けない人はなぜ増えた？ 不登校の歴史20年間をふり返る（石井しこう） - エキスパート - Yahoo!ニュース 目次 1. 不登校の現状と統計2. 子どもを取り巻く環境の変化3. 学校システムの課題4. 家庭環境の影響5. 社会的価値観の多様化6. メンタルヘルスの…

一昨日の本会議では、学校安全やいじめ・不登校についても質問。昨年も、令和４年度はいじめ・不登校が過去最悪だったとして議会で取り上げましたが、令和５年度は、残念なことに、それをさらに上回ってしまいました。保護者の方から、あるいじめの事案について、いじめ防止対策推進法に基づけば、「重大事態」に当たるのに、高槻市教育委員会は「重大事態」と認定しないとの相談がありました。以下は栃木県のＨＰにあった「いじめ防止対策推進法」の概要からの抜粋です。 （１）重大事態の意味ア「生命、心身又は財産に重大な被害が生じた疑い」 ・児童生徒が自殺を企図した場合。 ・身体に重大な傷害を負った場合。 ・金品等に重大な被害を…

文部科学省が、不登校やいじめ対応に専任する「生徒指導担当教員」を、すべての公立中学校に配置する方針を固めたことがわかった。 読売新聞（ウェブ版）2024年8月23日『全公立中学校に不登校やいじめ対応専任の「生徒指導担当教員」、文科省が体制強化…来年度から配置』が報じている。 www.yomiuri.co.jp

このブログはスクールソーシャルワーカー（以下SSW）に関心がある方に届くといいな、との思いで綴っています。 ですので、守秘義務に配慮しつつSSWの活動内容がわかるように書いているつもりです。 そして、ありがたいと思うのは、忘れたころにぴょんと１００名を超えるブログ訪問者がいらっしゃることです。 今回は8/14に１００名を超えていました。 ブログの更新とは無関係に多くの人に訪れてもらえる理由が私にはわからないのですが、とにかくありがたいと思っています。 そして、この場を借りて、訪問してくださった方々にお礼を申し上げたいと思います。 訪問者数が励みになっています。ありがとうございます。 私は時間給…

今回の議会ウオッチは、令和6年第2回愛川町議会定例会一般質問のうち、6月5日に行われた、茅孝之議員の質問、『 1 フリースクールに対する支援』を取りあげます。 【今鉾君雄の感想】 茅孝之議員は、児童生徒の不登校問題、不登校の原因、愛川町の対応、愛川町でのフリースクール事情を町に質問し、一方で自ら意見を発言しております。また、授業内容のオンデマンド化、さらにはメタバース環境の構築により不登校児童生徒への学び場を提供することも提言されております。タイトルにある「フリースクールに対する支援」だけでなく、不登校児童生徒への支援、保護者への支援も問題にしております。正直これだけの内容を網羅的に話題にする…

はじめに 教室に響く子どもたちの笑い声、真剣な眼差しで黒板を見つめる生徒たち。教師という職業は、未来を担う子どもたちの成長を支える尊い使命を持つ一方で、多くの課題も抱えています。本記事では、教育の最前線に立つ教師たちの日々に迫り、この職業が持つメリットとデメリットを深く掘り下げていきます。 教師という職業は、単なる知識の伝達者ではありません。子どもたちの人格形成に大きな影響を与え、社会の未来を形作る重要な役割を担っています。しかし、その重責ゆえに、教師たちは日々多くの挑戦に直面しています。 近年、教育現場を取り巻く環境は急速に変化しています。2020年からの新型コロナウイルス感染症の流行は、オ…

レアケース スクールソーシャルワーカー（以下SSW）になってから、警察も入ってしまうようなケースに関わったのは3件。 その中で、被害者と加害者の家族の話し合いに参加したのが３回。 内２回は、いることに意味がある、と言えば聞こえがいいが、福祉の専門職としての何かを発揮する場面はほぼなかったのでした。 そして１回は、私が福祉職としての技術を出し切れた話し合いの場となったのでした。 そのとき、被害者ご家族が話し合いの後少しでも表情が緩んでくれますように、との思いを持ちながら臨んだのでした。 SSWとして まずは、話す場所を考えました。 学校が提示した場所は狭く両家の物理的距離が近くなるので、きっと被…

私には6年ほど通っているかかりつけ医がある。 漢方医さんで、降圧剤を飲みたくない！という私のわがままを聞いてくれて、 漢方薬で血圧を下げられないか、いろいろ考えてくれていた。 降圧剤を飲んだ方がいい、とは一度も言われず、１８０を超えたときに自分が観念した。 そんな、患者の思いを聞いてくださる優しいドクターが、今回は、 「寝たきりになるよっ！」 と強い口調で私に言った。 このままだと、慢性疲労症候群、線維筋痛症になるかもしれない、とのことだった。 シェーグレン症候群は二次性線維筋痛症になってしまうことがあるようなので。 つまり、健康体の人よりなりやすいってことなんだと思う。 私は４月下旬４１度の…

こんにちは。 世間のこどもたちは、もう夏休み？そろそろ夏休み？？の頃ですね🌻 暑くて長いような短いような夏休みがはじまります。 休みに入れば、誰でも日ごろの疲労やストレスから離れる解放感が半端ない！！ 特に、子どもは、大人以上に身体と心にため込みやすくて、子どもの心身の変化には、大人の注意が必要です。 逆に、こどもの心の変化を起こすきかっけにもなるのが、 この長期休暇の夏休みならではのこと。 これは、以前私がスクールソーシャルワーカー（SSW）をしていたときのエピソード。 毎年この時期（夏休み直前または入った途端に）になると、各学校の担任の先生方から、不登校の子どもさんの面談依頼が殺到していま…