今時珍しいサイト巡回をしていたら「深夜高速バスに100回ぐらい乗ってわかったこと」という本を見つけた。紹介文を読んだかぎりでは何のことない事を如何にして楽しむかといった感じの本だった。 なんとなく気になって読むことにしたが、内容としては「大衆的な個人経営の飲食店レビュー」「滅茶苦茶地味なレジャー地レビュー」「お金があまりかからない大人の遊び」といったものが書かれている。 著者自体が「金はないが暇だけはあるなかでどう楽しみを見つけるか」といった趣旨で書いた本なので、まるで道に落ちている小石から何か面白そうな形をしているものを探すような本だった。昨今の社会情勢的にいかにして競争に勝つかみたいな話ば…