景気が停滞局面にあるにもかかわらず、物価が上昇するインフレーションが起こっている状態。スタグフ。stagflation。
経済の停滞の意味の「スタグネーション(stagnation)」と物価水準の上昇の意味の「インフレーション(inflation)」からの造語。 1970年代以降先進国経済は成長率が鈍化しても賃金の下方硬直性からコストが下がらず、物価が下がらない状況となった。二度の石油危機によってコストの上昇は増幅され、高い失業率と高いインフレ率が併存するスタグフレーションが深刻化した。
前回の投稿で忘れてたのを思い出したので書いておく。 「新型コロナに罹患するとアタマが悪くなる」的な話がまことしやかに語られていて、心当たりはあるものの「まだまだなんとか使えます」ってのを証明?する意味で思い出せたので書いておく次第。 気づいたら日本は社会主義国家に(左巻きのひとは困惑?) なんやかんやで気がついたら日本て社会主義国になってね?ってこと。 コロナ禍がトリガーかは不明だけど 高校の(授業料)無償化(既に実績あり) 大学の無償化(なるのかは不明) セーフティーネットの強化 消費税アップ(増税メガネうんぬん) 助成金ジャブジャブなしごとが多い コロナ禍でのゾンビ企業の延命 本屋廃業に対…
2月の雇用統計は、非農業部門雇用者数が前月比予想19.8万人増に対して、結果27.5万人増と予想を上回ったものの、1月と12月分は計16.7万人分が下方修正。失業率は予想3.7%に対して結果3.9%と予想を上回る。 インフレが目標の2%に近づく前に、景気悪化が表面化しつつあり、スタグフレーションに陥る可能性が高くなってきた。 景気対策として、インフレ率が低下しなくても金利を下げざるを得ないことになるかもね。
先月、米国の人とビデオ会議をしていて、本題に入る前に雑談したテーマは、 ◆気候 ・ニューヨークは寒い(▲4度)し、アイオワなどでは▲30度 ・日本は春の陽気、東京でも20度近くに ◆政治(選挙) ・トランプ人気相変わらず、ほぼトランプ対バイデンの構図固まる ・岸田政権支持率低迷(16%ほどとの調査結果も)、でも野党も・・・ と話してきて、経済の話題になった。米国のインフレはまだ相当高い値、日米金利差は開いたまま・・・と話してると先方から、 「日本がリセッションに入ったと、かなり大きく取り上げられているよ」 との言葉。僕は東京市場の株価はバブル期に迫っていたし、大企業の決算は軒並み利益増だから景…
ういーっす、お疲れさんです。 政府が物価の上昇傾向を受けて、デフレ脱却を表明する検討に入ったようだ。 ヤフー掲示板を見ると批判的な意見が多い。そりゃ当然だ。景気が良くて物価が上がっているわけではない。 私もどう考えてもスタグフレーションじゃね? と思うが、そんな呼び方などは関係ない。 どうしてもデフレを脱却して、インフレという事にしてやりたい何かがあるから表明するのだ。インフレ世界的ですもんね 乗るしかない、このビッグウェーブに。 つまり、そういうことなのだ。 ちなみにインフレに強いとされる資産は株、不動産、金、外貨建て資産。 そして一番弱いのが現金、預金。インフレは借金も減らす。(まぁ金利が…
先週、対照的な経済学の入門書を2冊(*1)読んだ。日本経済が停滞していることについての認識は一致しているのだが、大きく3つの点で主張が異なっている。 1)加谷氏は日本経済はスタグフレーションになると言い、森永氏はスタグフレーションは死語になる(そんなことにはならない)と言う 2)加谷氏はその対処には生産性を上げるしかないと言い、森永氏は生産性向上は人(労働者)を不幸にする(からやめろ)と言う 3)加谷氏は個人も生活防衛のため副業などもせよと言い、森永氏は住民税非課税世帯となって政府の支援などを享受せよと言う ここまで主張が異なっているのは、著者たちの問題意識に決定的な乖離があるからだと思う。日…
日記 昨日妻に100万ほど現金をゴールドに 換えようかと相談をした その時彼女はコムドットの動画を観てて めんどくさそうにこう言ってきた 「また始まった」 「毎月の積立だけでいいでしょ?」 この30年間徐々に国民所得は下がり 物価は上昇するスタグフレーションの 一歩手前まで来ている 要するに収入が下がっているのに支出が 増え可処分所得が落ちているということ ゴールドに関しては落ちる時期が あっても右肩上がりを続けている これは砂金から砂粒ほどの金を入手 する手間や有限なのを考えると当然 一方日本銀行券の価値はずっと下がり 続けているので100万という氷が どんどん解けている状態だ わかりやすく…
ご訪問下さりありがとうございます。☆を付けて下さる方、記事をお読み下さる方、大変感謝しております。 今日も雨が降ってて寒かったです😑明日は晴れて欲しい。 ところで前の記事に書いた、中国のペッパーくんに似たロボットを見て、そういえば日本のペッパーくんは、どうして活躍できなかったのか、気になったのので考えてみました。 下のはペッパーくんが登場した頃のCMです(?)。動画がupされたのは9年前と表示されています。もうそんなに経ったと思うくらい😅ずいぶん昔の事です。 www.youtube.com まず足がないのが問題です。安く作ろうと思ったら仕方ないのか。でも家の中には段差もあるし、階段もありますか…
前回福祉が弱者救済ではなくなってきた話をしました。 福祉の衰退ととらえがちですが、ポジティブにとらえれば福祉のバージョンが変わったのではないかと話したのが前回まででした。 nu-so.hatenablog.com 1.日本の福祉はスタグフレーション 2.供給の適正化をするためのヒント 3.企業が提供する社会保障 1.日本の福祉はスタグフレーション 前回までは世界情勢だったので、今度は日本の福祉の状態に目を向けます。 選挙での焦点の一つに、高齢者福祉問題がありますよね。 日本の高齢化率は30%近くまで増加し、社会保障は膨張し続けているため、介護保険給付のあり方は常に問題視されてきています。 福祉…
日記 岸田さんが4万円の減税を来年6月から 実施するらしいが増税はすぐやるのに 随分と遅いなという疑問しかない 岡田斗司夫さんが言うには岸田日本店長に 本部がやらせている増税 真の目的は日本の人口削減らしい 真偽はともかく面白い考察だ 彼が言うには今生きている人を殺すより 出生率をさげるほうが確実に人口削減が できるというもの 実際ぼくのウチは子供が居ない ぼくの親友は結婚すらしていない ウチの親類も殆どが独身 ぼくの親族は都内住みだからかも しれないがこの流れは近い将来 地方にも広がるような気がしている 多様な生き方の選択が出来る風潮も あるけど実際は日々の生活にも困窮 しているため子供を儲…
今回は、円安について触れていきます。 去年の150円台をピークに、円安は落ち少し着いてはきましたが、最近また140円台になり、円安が進んでいます。 なぜ日本が円安になっているのか、その理由を解説していきます。
今日の対抗戦、3:56, 3:58代に履歴がつき、次3:59代に来ることが予想されるため、世界時計を見て3:59:58くらいに保険殴りしたんですが無風でした。 そもそもこれブルアカで可能なハックなのかは知らね。プリコネではやってたけど。 さて今日のアブデ内容、街の方では一部でブーイングがあがっているようです。 まず多くの攻略勢が注目していた能力開放ですが、予想外にオーパーツ要求量が多かったことで「後発が不利すぎる」「もう製造できひんやん」などの声があがっています。 たしかに供給量に対して要求量が多すぎる感。今まで製造で最低ラインのオーパーツしか保持してこなかった絆勢兼攻略勢上位は咎められる可能…
最近の統計では日本のGDPが2四半期連続でマイナス成長になり、日本経済が不況であることが確認された。不況は経済活動の衰退だから、それなら株安になるのが当然のはずだが、実際には日本の株価は上昇し、ついに史上最高値を更新して4万円台にまで達した。 また一方で、春闘の交渉では経営側からの「満額」回答が頻出し、賃上げブームが高まっている。マスコミ等では、これから賃上げ→購買力増加→消費増=景気回復→物価上昇 の好循環が始まると盛んに囃し立てている。果たして、そんなに上手く行く話なのか・・? 一つの疑問は、賃上げされているのは大手の上場企業正社員ばかりで、中小企業や非正規雇用の賃金も同様に上がるのか、不…
【「デフレ脱却」は単なる円安による輸入物価高騰が背景!?】アベノミクス「金融詐欺」アベトモ日銀黒田は反日・売国だったのか?~「国際金融資本の罠に嵌った日本」日銀金融緩和で日本の富が海外流出~ ■米欧に置いて行かれた「黒田緩和」 描いた好循環、実現できぬまま 朝日新聞 2023年4月7日 https://www.asahi.com/articles/ASR476CV8R47ULFA01D.html ~~~ これまでにない大規模な金融緩和を10年間主導してきた日本銀行の黒田東彦(はるひこ)総裁が8日、退任する。 欧米各国では物価高を受けて金融緩和から利上げへと転じており、その「上限」も視界に入って…
神田暴威ーーッ!! 早く来てくれぇーーーーっ!!! う~ん、マンダム... さて、今週の日銀金融政策決定会合にて市場予想通り、日銀がマイナス金利を解除、本来であれば少しは円買いが走りそうなものですが、所詮マイナスを0~0.1%に上げた程度、内容的には金融緩和路線を崩すつもりは無いという姿勢であるため「円売り」再開!! あれよあれよという間に150円を突破、二年前につけた152円台まで近接するという事態にまで発展しました。 これには我らが大爆損王も仰天、本当に破産するのではというような相場観になってしまったのですが、はてさて...この後どうなりますやら... 物語はもうちっとだけ続くのじゃ!
余るほど大学が増えた一方で教育の質は…世界の大学・人材ランキングが突きつける「暗澹たる日本の行く末」 文科省が大学認可を乱発するなどした結果、少子化により大学進学人口が減っているにも関わらず、大学の数は増え続けています。その結果、教育の質は悪くなり、約4割が入学定員割れといった状況が浮き彫りになっています。 本記事では、山田順氏の書籍『日本経済の壁』(エムディエヌコーポレーション)より、日本の大学が抱える課題について解説していきます。 【早見表】年金に頼らず「夫婦で100歳まで生きる」ための貯蓄額 日本トップレベルの大学も世界大学ランキングでは… [図表1]「THE」の世界大学ランキングトップ…
【政策金利とは】 政策金利とは、よく聞く「利上げ、利下げ」の「利」にあたるものです。 米国景気は2009年6月ころから成長を続けてきた一方、その景気拡大が長期化・成熟化した結果、企業の人手不足が深刻化し、輸送能力が限界に近づくなど、企業活動を阻害するリスク要因が現れ始めました。長期金利は、2018年11月ころから低下し始めます。これは、金利が景気の変化、ここでは景気減速の兆しを感じだった動きの1つです。 さらに、2019年3月には、11年ぶりに政策金利(短期金利)が長期金利を上回りました。これは、長短金利差の逆転という現象で(詳細は第3章)、景気の減速が止まらず、近い将来景気後退局面が来るかも…
このままだと、ドイツはスタグフレーションへと進みます。 英国の川上から消費者までの物価がでました。 アメリカ株式市場はさらなる利上げを警戒していたかの様子でした、直近のアメリカ国債利回りがそれら示していたのですが、Fedの姿勢は大統領選近くまで金利をいじらない方向ではないか。 FedWatchツールは 市場の期待は6月利下げを表している、5.0%~5.25%の確立が5月と6月で大きく変化しているからなんだが。 Fedが期待通りに動いていない事を思い出すと良いだろう、期待先行は市場の催促だけのことなんだ。 しかし、市場はアメリカ経済予測マリーを受け入れて大きく上昇した。 ドルインデックスは FO…
日銀の異次元緩和終了 脱デフレ効果あったのか(2024年3月21日『北海道新聞』-「社説」) 日銀はきのう、デフレ脱却のため黒田東彦前総裁時代から11年間続けた「異次元の金融緩和」政策を終了した。マイナス金利を解除し17年ぶりの利上げとなる。 目標とした2%の物価上昇が持続可能とみられ、春闘で大手の賃上げも相次ぐことで「賃金と物価の好循環」を確認したという。 市場に委ねるべき長期金利まで日銀が押さえつけ、マネタリーベース(資金供給量)の拡大を図ってきた異例の政策が正常化する。 円安や株高が進み市場は活気づいたが、国は国債頼みで財政規模を膨張させて規律が緩み、家計は改善せず個人消費は停滞した。 …
というわけで今回は、最近気になっているマンガのお話。 それがこちら。 grandjump.shueisha.co.jp 私が、このブログで紹介しているドラフトキング同様、グランドジャンプ(月の第1、第3水曜日発刊)に掲載されている連載漫画の一つです。 どうしてこの話に私が魅かれるかと言いますと、今の日本、それも「全世代」に向けて、とても大事なことを投げ掛けているからです。 特に3/6(水)はかなり、切れ込んでいまして、それをご紹介いたします。 今回は「勉強とは何ぞや」のお話。 そこから繋がる今の日本が抱える大きな問題も浮き彫りになってます。 物語的には、この展開は「勉強」から続いているんだけど…
先日、初めてポケットティッシュを購入した。 これまでポケットティッシュを購入したことが無かったのだ。 何故か? 家にたくさんストックがあったから。 そのストックの正体は、今や弱体化した消費者金融、むしろ「サラ金」と呼んだほうが良い人たちが、昔は街頭で山ほどティッシュを配布していたのだ。 配る方も面倒だったのだろう、一度に3つくらい簡単にくれた。 さらに店の前とかATMコーナーの前に箱で置かれていたので、自由に持ってこれた。 これを持って帰るだけで我が家には段ボール数箱分のストックがあった。 サラ金が法規制により弱体化して十数年経ち、ティッシュを山ほど配ってくれる業態も少なくなり、我が家のストッ…
過去における暴落の概観と教訓 株式市場の歴史は、予期せぬ暴落とその回復の繰り返しで形作られています。それぞれの暴落は独特の原因と環境を持ちながら、共通する兆候や教訓を私たちに提供してきました。 1929年の大恐慌から始まり、1987年のブラックマンデー、2000年のドットコムバブルの崩壊、そして2008年の世界金融危機に至るまで、これらの重大な市場の修正は、しばしば貪欲、過剰な投機、そして基本的な経済の無視から生じています。例えば、1929年の大恐慌は、株式の過剰な買い越しと信用取引の拡大、そして工業生産の急速な拡大に端を発しました。これらの要因は、価格の非現実的な上昇を生み出し、最終的にはバ…
まだ大手だけの数字ですが賃上げがどこもすごいようです。これから中小も出てくると思いますが、今年は同様に上がるかもしれないと思い始めました。今回はこの事について書いておこうと思います。 その前に今週はサテライト投資より国内投資信託についての振り返りをしてみます。 国内投信 三井住友TAM-SMT・欧州株配当貴族インデックス 日興-Tracers・S&P500配当貴族インデックス 三井住友TAM-SMT・日本株配当貴族インデックス ニッセイ-ニッセイ・NASDAQ100インデックス SBI-EXE-i・グローバルサウス株式ファンド SBI-SBI・iシェアーズ日経225インデックス SBI-SBI…
塾長です。 昨日(米国3/14)は高めのPPIが出て債券利回り上昇、株下落。ただしApple、Amazon、Microsoft、Alphabet、石油関連は上昇。原油が高い。 S&P500、5,150(-0.29%) Nasdaq、16,128(-0.30%) 【米国市況】株・国債下落、PPI堅調で利下げ観測後退-148円前半 - Bloomberg 債券・為替・コモ: 原油、81.04 10年債、4.2980 ドル円、148.2830 Bitcoin、71,476 経済指標: 2月 PPI[前月比]、0.6%(予想0.3%) 同[前年同月比]、1.6%(1.2%) 2月 PPIコア[前月比]…