「そうだ、京都へ行こう。」 先日の休みを利用して、思い立つまま京都へ行った。目的は京都国立近代美術館の企画展を見ること。 倉俣史朗のデザイン ―記憶のなかの小宇宙 どんな流れだったかは忘れたが、いつものようにスマホを見ているときに彼の作品を知り、企画展があることを知り、「見たいな」と思ってすぐに京都行のチケットを取った。結論、とても良かった。作品もそうであるし、キャプションから知れる彼の創作に対する思いが、なんとも心に感じるものがあり、もう少し知りたいなと、まさに入口へ立った気持ちだった。 例えば周りの風景、色、匂い、あの時代の目まぐるしく工業や経済が発展する空気感もそうであるし、夢に見る情景…