任天堂のスーパーファミコン用3Dシューティングゲーム。
スターフォックスシリーズの第2作目として開発され、ゲーム自体は完成し1995年に発売予定となっていたが、より高性能な次世代機が他社から発売されていた時勢もあり、未発売のまま眠っていた。
前作『スターフォックス』に引き続き、英国Argonaut Softwareとの共同開発。前作に搭載された「スーパーFXチップ」のメモリを倍にした「スーパーFXチップ2」を搭載。360度全方向に任意に移動することが可能で(オールレンジモード)、初代作品にはなかったチャージショットが実装されている。また、アーウィンが「ウォーカー」という二足歩行のロボットのような形態に変形することが出来たり、進行ルートを決める戦略シミュレーションの要素が組み込まれている。さらにミユとフェイという2人の女性キャラクターが新たに登場する。
オールレンジモードなどいくつかの要素は次回作の『スターフォックス64』に引き継がれた。また、戦略シミュレーションの要素は『スターフォックス コマンド』に取り入れられている。
ネット上に『スターフォックス2』のROMイメージが流出しているが、これは開発途中のもので、完成版とは異なるという*1。
2017年10月5日発売の「ニンテンドークラシックミニ スーパーファミコン」に、『スターフォックス2』が22年の時を超えて復活収録され、完成版が正式にプレイ可能となる。パッケージのアートワークが、今回のために新規にデザインされている。