Star Trek: The Motion Picture
地球に危機が迫っていた。あらゆるものを破壊してしまう巨大な雲型の謎の存在「ヴィジャー」が迫っていたのだ。USSエンタープライズは危機を阻止すべくヴィジャーに向かう。
往年の人気テレビシリーズ『宇宙大作戦(スター・トレック)』初の映画版。当初はテレビムービーとして製作開始されたが、数々のトラブルもあって結局は大作化して劇場版となった。往年のファンからは「スター・トレックらしくない」との批判も浴びたが、興行的成功により映画シリーズ化されることとなる。また、ジェリー・ゴールドスミスによる新テーマ曲も、アレクサンダー・カリッジ作曲のTVシリーズのテーマ曲と違うために、ファンの不興を買ったが、ゴールドスミスがシリーズ映画版に登板する度に採用され、後のTVシリーズにも採用されることとなる。
Star Trek
無軌道な日々を過ごす青年ジェームズ・ティベリウス・カーク。彼の父ジョージは、人生最後の15分を艦長として800人を救い、宇宙に散った。ジェームズはその混乱の最中にこの世に生を受けたのだ。やがて青年カークは、父を越えるべく惑星連邦艦隊に入り、トラブルを起こしながらも新造艦 USSエンタープライズ号の初出動に潜り込む。そこで彼は後の盟友スポックと、ボーンズことマッコイ医師らに出会う。彼らを待ち受けていたのは、圧倒的武力を持って破壊を繰り返すロミュラン星人ネロ。彼の真の狙いはスポックだった。
往年の人気シリーズを『LOST』などで知られるJ・J・エイブラムス率いるチームが再生し、大ヒットとなった。
*1:Rated PG-13 for sci-fi action and violence, and brief sexual content.
近年では正式な日本語表記は中黒(・)のある「スター・トレック」とされるようになった。
⇒スタートレック