世間は映画に「ヒーロー的なもの」を求めすぎなのかもしれない。 映画がどれだけ魅力的かを測るときに、 「主人公は物語の中で何を成し遂げたか」という要素が基準になってしまうときがある。 そういうときに、この映画みたいに主人公が「具体的に何か」を成し遂げていない映画は「つまらなかった」と評されてしまうかもしれない。 だから、こういう映画を見ると、 「ヒーローらしさとは何か」「主人公らしさとは何か」という基準や、 自分が考えている価値観が改めてリセットされるように感じる。 本日語るのはBlue Sky Studio制作、20世紀FOX配給『I LOVE スヌーピー THE PEANUTS MOVIE』…