ステレオラブを初めて聴いたのはデトロイト郊外のカフェだった。 たぶん「ピンポン」だったと思う。 めっちゃツボって、曲が終わる前に店員さんにバンド名を聞いてメモった。 その頃ネットとかもなかったから検索とかも出来ず、即レコード屋さんに行ってこのCDを購入した。 エレクトロミュージックなのに、レトロで懐かしい響き。 昭和の最新家電みたいな、アポロ11号みたいな、小学校の夏休みになると見ていたスタートレックみたいな、中途半端な近未来感が何とも言えない良い味を出す。 多分お洒落な人たちにも人気があるんだろうな。 おフランスだし、ボサノバ色入ってるし。 でも実は歌詞は政治色が最強だ。 心地よい音に、耳に…