オンラインでグーグルが無料提供している地図検索サービス。Google Mapsの機能の一つ。Google Street View。
マップ上のある地点をクリックすると、その地点を撮影した画像を立体的に視聴できる。さらに方向性を示すと、撮影画像を移動させることができ、ネット上から道路を擬似ドライブできる。
2007年6月からサービス開始。日本では2008年8月から。日本版に使われている写真は、実際に車で走行して撮影されたものであり*1、その撮影を行っている車の目撃情報もある。
自宅の画像も写し出されるため、アメリカではプライバシーの侵害で訴えられたケースもあった。また、この写真に個人の顔が写っていることもある。対策としてGoogleは、不適切だと思われるストリートビューを報告するよう呼びかけている。また、個人の顔が写ってしまう問題については、写真から人間の顔に相当する部分だけを自動的に抽出するプログラムを使って顔にぼかしを入れている。
日本版についても、地方自治体や被差別部落同盟などからプライバシーの点で反発があり、既にストリートビュー内の画像を悪用したサイトが存在している。このため、総務省とグーグル日本法人との間で、運用ルール作成など調整中である。
はてなダイアリーでは以下の方法でストリートビューを貼り付けることができる。
詳しくは、はてなダイアリー日記のストリートビュー貼り付けのエントリー(http://d.hatena.ne.jp/hatenadiary/20080805/1217909895)を参照のこと。
*1:「ストリートビュー」のプライバシー問題、グーグルが方針説明
*2:ただし、ストリートビューで表示できるのは青いラインが表示されている地点に限る。