ストリートピアノ

私が時々通る場所にストリートピアノが置いてあり、いつも誰かが弾いています。 見えないうちから音だけは聞こえてくるので、「上手いな、どんな人が弾いてるんだろう？」とその主を想像しつつ近づいてみると高齢男性でちょっと素敵だなと思ったり、子供がたどたどしく弾いている様子は何とも微笑ましくほんわかした気持ちにもなります。 一方、一見上手いものの不必要に高速で少し乱暴なのにきっと得意がってるんだろうなぁと想像される弾き方の若者はYouTubeにでも載せるのか動画を自撮りしていたり・・色々な人が弾いていて面白いです。 でもそれはあくまでも、聞きたければ立ち止まれるし、嫌なら速足で通り過ぎることのできる路上…

過日、古い活動仲間から、大阪で行われるデモ行進に参加しようと誘いがありました。 コロナワクチンで犠牲になった人たちに対する慰霊のデモ行進です。 高額の交通費が掛かるので、自分から行動するのは難しかったのですが、せっかくのご縁と思い、行動することにしました。 せっかく大阪まで行くのなら、そのためだけに往復するのも勿体ない話。 数日掛けて様々な街で活動を行い、合間にはストリートピアノを弾こうと考えました。 ４泊５日の旅となり、とても有意義な時間を過ごせたと思います。 いつものブログとは違って全ての報告をまとめるので、かなり長い記事になると思います。 【2025年3月23日（日）】 慰霊デモ行進 大…

すごい表現だなぁ。 どのレベルまで弾けたら、苦音でなくなるのだろうか。私など、一生苦音以上の音は出せないような気がします。 www.youtube.com www.youtube.com そもそも、ストリートピアノ、街ピアノって、弾きたいヒトが自由に弾いて良いところに、その醍醐味があると思うのですが…。 たとえ練習だって、その時弾きたいヒトが練習したい気分だったのだから、良いんじゃないかなぁ、と私個人は思うのです。 「公開」練習をする勇気は、私にはありませんが（苦笑）、公開練習するヒトは、中々の心臓だと思います。ピアノを弾きたくても、周りに練習環境が無くて、たまたま目についたストリートピアノで…

先日、SNSで、ストリートピアノの注意喚起が炎上していましたね。よくよく調べてみると、炎上していたストリートピアノが置かれていた場所は、カフェに併設されていたピアノ。写真で見る限り、食事をしながら、プロの方の演奏がBGMとして静かに流れる……というような状況を想像させるセッティングでした。 いやこれは、ストリートピアノって言うにはちょっと無理があるのでは？と、正直思ってしまいました。 ストリートピアノって、私の中のイメージでは、人が行き来する場所にポツンと置いてある感じ。道行く人が、歩きながら「誰か弾いてるな」って思うくらいの。で、良い演奏だと、思わず足を止めて聴き入ってしまう、みたいな。そう…

大阪のカフェにあったストリートピアノが撤去された。 事前に公式Xに注意喚起した投稿が、話題を呼んだ。 「 ”お願いです” 練習は家でしっかりしてください」 「ピアノはフードコートの中にあります」 「つっかえてばかりの演奏に、多くのクレームが入っています」 「このままだと、ピアノを撤収せざるを得ない状況です」 きっと、演奏にならないような演奏が続いたに違いない。 自由に弾けるというので、きっと聴く人を意識しない弾き方をしたんだろう。 周りの人の存在を全く気にせず、ピアノの音を出してしまう特性の人もいる。 そして”苦音”を出してしまった人は、ストピの陰の掟を知らないに違いない。 陰の掟とは、”演奏…

<南港ストリートピアノの公式Xが、大型商業施設ATCシーサイドテラス内にあるストリートピアノ（大阪市住之江区）の使用方法について注意喚起した。3/22 その後、炎上、フードコートから、ピアノの撤去へ3/25> ストリートピアノにおける欧米と日本との違いは、 以前にも詳しく言及してきましたが、 この件、日本らしいですね。 これだけ、ピアノも普及し、ピアノを弾ける人の多い国なのに、 街中で、音楽は定着していないのです。 飲食店でもホテルのラウンジでも。 ピアノの演奏ですら、自動伴奏ピアノの方が好まれるのですから、 歌などは番外です。 でも仲間内なら、大歓迎、内外を区別して、 公のコミュニケーション…

大阪でストリートピアノが物議となっている。 ストリートピアノといえばNHKの街角ピアノシリーズが好きでよく見ていた。 海外の空港や駅で、通りすがりの旅行者や近所の人が足を止めて弾いたり、耳を傾けたりする様子をひたすら流す番組だったと思う。 演奏自体は自由で、特に驚いたのが独学で覚えた人が意外に多いことと、ほとんどの人が楽譜を見ないで弾いていることだった。 弾き語りもいれば自分で作曲した曲を披露する人も、即興の人もいる。 ピアノ習得は、ヤマハ音楽教室等で怖い先生に怒られながら練習するというイメージだが、海外だとまったく型にはまらず、好きなように弾いている人が多いという印象だった。 途中から日本も…