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スノーボード

(スポーツ)
すのーぼーど

ウインタースポーツの一つ。
一枚のボードに両足を固定し、サーフィンのような横乗りスタイルで雪上を滑走する。
そりやモノスキー(一本の板に乗るスキー)に由来を求めることはできるが、現在のスノーボードの原型については、一般的に1960代北米で誕生したと言われている。
原型のひとつ発展系
1970年代後半から、ジェイク・バートン、トム・シムスらによって、ボードの形状、材質、バインディングなどの改良が進んだ。
スノーサーフィンなどとも呼ばれていたが、北米スノーボード協会発足とともに「スノーボード」に統一された。
1988年にワールドカップが開催され、翌89年にはISF(国際スノーボード連盟)が発足。
1990年当初は滑走可能なスキー場はほとんど無かったが、1998年の長野オリンピックから正式種目に加わるなどしてからは、ほとんどのスキー場で楽しめるようになった。
減少するスキーヤーに代わり、スキー場の貴重な収入源ともなっている。

ボードは用途によって「フリースタイル系」と「アルペン系」に分かれる。
「フリースタイル系」は、進行方向が180度変わっても支障のないよう先端が前後とも丸いボードに柔らかいソフトブーツで乗り、ハーフパイプやエアーなどトリックに向いている。
「アルペン系」は、ハードブーツで乗り、スピード重視。

バインディングでボードとブーツを固定するが、利き足の個人差によってスタンス(立つ向き)が異なる。
左足が前(進行方向)だと「レギュラー・スタンス」
右足が前にくるのが「グーフィー・スタンス」

スキーのようにストックは用いず、体全身でバランスをとって滑走する。

ボードのエッジ(角)が雪に引っかかり転倒する「逆エッジ」など、不意の転倒で頭を強打したり、スキーよりも高い死亡事故率のせいで、危険で難しいスポーツと思われがちだが、スキーに比べ、導入は容易く、上達も早い。

板の表面積が広いので浮力が大きく、深雪をサーフィンのように滑走することができる。
ターンのしやすさを決めるボード側面の大きな曲線(サイドカーブ)は、スキーに用いられ、踏み込まずとも重心移動でターンができるカービング・スキーとして発展した。

マスコミや初心者を中心に「スノボ」や「スノボー」という略語が広く用いられているが、上級者になるほど、ほとんど使わなくなり、略さないか、「ボード」と呼ぶ傾向がある。

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