インドネシアの元大統領。第2次大戦後、オランダとの独立闘争において、指揮官を務める。 1966年に、当時大統領だったスカルノから政権をもぎ取り、以後反共的な開発独裁的政治体勢を布く。
1998年の選挙で7選を果たすも、高官らの政治腐敗を問う学生たちによる反政府デモが激化、責任を取る形で大統領職を辞した。
「ゼロコロナ」政策が中国の通貨、「人民元」に変調をもたらしています。 都市封鎖(ロックダウン)による景気や、輸出の下振れ懸念に加え、政策に懐疑的な外国人投資家の中国離れを招きかねないからです。 外国人投資家は、中国の「ゼロコロナ政策」は、理解できないというスタンスです。 欧米が、新型コロナウイルスとの共生を志向する「ウィズコロナ政策」を推進する一方で、中国は、厳格な防疫政策を徹底していて、経済や社会が、大きな影響を受けています。 3月の外国人投資家による、中国株・債券の売り越し額は、1,575億元(約3兆1,500億円)と過去最大規模でした。 人民元は、3月1日に1ドル=6.3048元と4年ぶ…
今回はまじめな話題だ。このブログで紹介しているダンドゥットなどの歌の言語について。 いろいろなサイトを見るにつけ、ジャワ語の母語話者、つまりオギャーと生まれて母親や父親、兄弟姉妹やまわりの人がしゃべる言語のを聞いて無意識に身につける言語のことだが、そうやってジャワ語をしゃべる人々の数が少なすぎるということだ。 たとえば、日本の文部科学省のサイトから 世界の母語人口(上位20言語) これによれば、ジャワ語は世界で12位で、7500万人だそうだ。典拠はThe Penguin FACTFINDER(2005)という古いデータ。ちなみに、ここでも他のサイトでも日本語の母語話者は1億2500万人というデ…
(2022/5/6) 『図解 地政学入門』 高橋洋一 あさ出版 2016/8/2 ・「地政学」――つまり“地理的な条件が一国の政治や軍事、経済に与える影響を考えること”である。これはひと言で定義すると「世界で起こってきた戦争の歴史を知る」になる。地理的な条件とは、領土やその周辺地域のこと。領土といえば国同士が争い奪い合ってきたもの、つまり戦争がつきものだ。だから、地政学とは戦争の歴史を学ぶこと、といえる。そして、近代以降は「陸」から「海」へとその覇権争いの舞台が移された――。 <地政学とは何か> ・ひと言で言えば地政学とは「世界の戦争の歴史を知ること」だ。地球上のどんな位置にあり、どんな地理的…
現代の国際人権の二つの柱 ①普遍性原理 自分の属する集団に限らず全ての人間に人権が保障される ②内政干渉肯定の原理 他国での見知らぬ人々に対する人権侵害であっても、内政問題であるとして無視してはならない 企業の責任 ・国連グローバルコンパクト(Global Compact 1999年) ・責任ある経営教育原則(Principles for Responsible Management Education 2007年) ・ビジネスと人権に関する行動計画(Guiding Principles on Business and Human Rights 2011年) 日本が批判を受けてきた人権問題 ・…
民衆による虐殺といえば、関東大震災後の朝鮮人虐殺、ボスニアヘルツェゴビ紛争、ルワンダ紛争が思い浮かぶけれど、インドネシアの虐殺はまったく知らなかった。ベトナム戦争の同時期に、インドネシアの地で、カンボジアのポル・ポトの大虐殺に匹敵する50万人以上の人々が虐殺が行われていたなんてどのくらいの日本人が知っているだろうか。 国民の支持が強いカリスマ的なスカルノが民族主義、共産主義、イスラムの3つを束ねていた全盛期が終わり、徐々に衰退していく中で事件は起きる。謎のクーデター未遂、その後は反共の国軍がインドネシア共産党PKI関係者(その判定は極めて恣意的)への虐殺を煽り、民衆による虐殺が大規模に展開され…
今日はアースデイ。だじゃれ音楽研究会による地球温暖化に抗するResolution Songのミュージックビデオは、国連で流れたのだろうか?別に国連で流れなくてもいいけど、地球温暖化を何とか食い止めていきたいと思う。 昨日に続いて、「インプロ・りぶる」に書く『ベン・スハルトの即興を巡って』を書く。書けば書くほど、ベン・スハルトの即興メソッドとは一体どういうことなのだろう?と思う。「敬う」、「心を開く」、「流れに委ねる」などは、誰でも言える綺麗事のようにも思えてしまうが、そうではない。数多く即興を経験した中で培われたものなのだが、その価値をどう書いていいのかが難しい。そんな中、アナン・ナルコンにイ…
「インプロ・りぶる」に寄稿する即興に関するテキストを書き始める。いろいろ考えるが、やはりジャワの舞踊家ベン・スハルトのことを書こうと思い着手。ベン・スハルトには直接会ったことがないので、ミロトから伝え聞いたことと、ワルトから聞いたことから、彼の即興のメソッドを炙り出す原稿を模索中。そして、この動画を何度も見る。素晴らしい。 www.youtube.com 昼は門限ズのリモート会議。今年度は愛知県の豊川の商店街で行うプロジェクト。豊川稲荷に関するリサーチなども予定。豊川稲荷のご祈祷も受けてみたい。豊川稲荷の表参道発展会と連携したりできるといいな。 夜は、里村さんに誘われて、熊本市内のオモケンパー…
2004年に出版されるや、7週連続NYタイムズベストセラーとなった『エコノミック・ヒットマン』。今回は、著者のパーキンス氏がTEDxTALKSなどで行った講演内容をダイジェストでお伝えしようと思う。彼の告発内容を深く理解することで、今回のウクライナ事変に繋がる線がよりくっきりと浮き上がってくるはずだ。パーキンス氏がエコノミック・ヒットマンとして暗躍した時代のグローバリストたちの手口、それはより巧妙になりこそすれ、現在も何一つとして変わってはいないのだから。Divine Light ジョン・パーキンス氏 私は、ある時はイランのパーレビ国王、そしてある時はインドネシア、エクアドル、パナマの大統領た…
ロンマニアの皆様、こんにちはm(_ _)m「遅れをとって俯いた時、足元に成功が見つかる」 By 斎藤茂太 といった今日この頃、皆様はどうお過ごしでしょうか。 *正しい絶交のやり方 もしもロンマニアの皆様の中に「アイツの顔なんかもう見たくないし、声も聴きたくないッ!絶交だッ!」って考える相手が居るのであれば、ワタクシから忠告する事が1つだけあるのである。ソレはズバリ「ソレが違法行為や主権侵害絡みでない限り、完全に縁を切るな。最低限の連絡方法だけは残しておけ」って事である。ちゅーのも、人間の考えなんてTPOと共に変わるモンだし、TPOが変われば絶交した事を自分or相手が悔いる事もあるし、憎しみが消…
(2022/4/12) 『中国敗戦』 米中新冷戦の真実と結末 もう中国は死んでいる! ついでに韓国も終わる!世界は無法な「中華思想国」を潰すと決めた 石平、黄文雄 徳間書店 2019/8/30 <米中対立は「中華思想」と「近代文明」の戦い 石平> ・アメリカの中国に対する制裁関税が始まった2018年7月から、米中の対立は日ごと激化している。 2019年8月初旬、トランプ政権は中国からの輸入品3000億ドルに10%の制裁関税を課すことを決定し、中国を「為替操作国」に認定した。 ・中国の為替操作国認定もそうだが、日本が韓国を「ホワイト国」から除外したことなどは、日本の戦後脱却の一環でもある。 ・経…
3;浜矩子「円安にしがみつくほど自らを痛めつける 諸悪の根源は黒田東彦・日銀総裁だ」〈AERA〉 経済学者で同志社大学大学院教授の浜矩子さんの「AERA」巻頭エッセイ「eyes」をお届けします。時事問題に、経済学的視点で切り込みます。 * * * 近頃、気になる言葉がむやみに飛び交う。「悪い円安」だ。突然のはやり言葉にありがちなのが、定義があいまいで、人によってその理解が違うということだ。「悪い円安」がそれだ。 輸入物価の上昇が国内の生産と消費を冷え込ませる。だから悪い。ガソリンや食品価格の上昇が家計を圧迫する。だから悪い。円安が株高をもたらさなくなった。だから悪い。これらは日本の内需に関わる…
韓国の新大統領が選出されたのを機に、小生も新たな時代を迎えるべく、まず今迄無視続けた幾つかのニュースをよく知ることから始めよう。 韓国とインドネシアに関わる今年2番目に聞いた話は現代自動車がGIICに新工場を完工した」と言うものであった。投資総額はUS$15.5+5億ドルである。それより前はロッテケミカルの、チレゴンの石化プラントの39億ドルのプロジェクト、LGとインドネシア国営企業4社連合とのEVバッテリー製造プロジェクト総額98億ドルに比し取り組みやすいからでもある。 現代自がインドネシアに現れたのは1996年で、丁度その頃、スハルト政権崩壊の切っ掛けの一つともなった起亜モータースとの偽国…
バリのガイドブック 日本人とバリの関係史を、旅行ガイドブックと航空便から眺めた年表を作ってみた。 日本からバリへは直行便がない時代は、マニラ、グアム、ジャカルタなどで乗り換える必要があり、時間がかかった。そんななか、1975年にインドネシアのセンパチ航空(Sempati Air)が羽田とバリ島のデンパサールを結ぶ直行便が就航した。ただ、この航空会社は曰く因縁のある会社で、資料では1979年まで直行便が運航したことにはなっているが、現実にどの程度の運航であったかどうかわからない。それとは別に、1970年代だと、日本人観光客がバリにどっとやってくる時代ではなかった。だから。この航空会社がなぜ日本と…
Indonesia Handbook 戦前期からバリに関する記述は多くあるのだが、日本人にとって観光地と認識されるのは1990年代になってからではないか。首都ジャカルタに大観光地はなく、バリへは直行便がない。日本人にはインドネシアは遠かったのだ。 インドネシアのガイドブックの話を書こうとしているのだが、衝撃的なガイドブックに出会った話を先にしたい。 1970年代後半のある日だったと思う。場所は、旅行雑誌「オデッセイ」の編集室だった。常連の書き手の誰かが、黒い本をテーブルに置いた。黒皮の手帳のように真っ黒だった。”Indonesia Handbook”という文字は覚えている。著者の名はBill …
#今日は何の日 3/11 1192 現在の北京近郊に盧溝橋(マルコ・ポーロ橋)が完成。 1582 信長・家康の聯合軍に敗れた武田勝頼が自害し、甲斐武田家が滅亡。 1608 征夷大将軍を辞任した徳川家康が駿府城に移り住む。 1643 永代売買禁止令」を発布。富農への土地集中防止の為 1751 イギリスの新聞『ロンドン・アドバイザー・リテラリー・ガゼット』が世界で初めてコラムを掲載。 1867 ジュゼッペ・ヴェルディのオペラ『ドン・カルロ』がパリで初演。 1879 琉球処分。明治政府が琉球藩を廃して沖縄県を設置し、元琉球国王の琉球藩王に東京居住を命じる。 1881 「憲兵条例」制定。各府県に順次憲…