色彩を奪われた銀の袋。沈黙が語る、静かなる反戦のメッセージ(イメージ) 2026年5月のある朝、スーパーの菓子コーナーを歩いていた人は、棚の前で足を止めるだろう。 いつも手に取るポテトチップスの袋が、見慣れない姿をしている。あのオレンジや黄色が消えている。代わりにあるのは、白と黒の2色だけで刷られた、静かな面だ。 「これ、本物かしら」と思う人がいるのも無理はない。虚構新聞の編集部が「本紙報道とのご指摘を多数いただいておりますが、これは現実のニュースです」とわざわざアナウンスするほど、この出来事は現実感を欠いていた。 何が起きたのか 2026年5月11日、カルビーが主力商品のパッケージを白黒…