アルフォンソ・キュアロソン監督『ゼロ・グラビティ』アメリカ 7/11に親戚の家のテレビでみました.宇宙ものやアクション映画は,あまり好まないので期待しないでみたのですが,これがおもしろい. 『グラビティ』 登場人物が極端に少ないし,社会や権力などからも遠い宇宙空間での人間の存在意義にくりかえし疑問符を記しているような映画.ひとりの人間が,宇宙空間に放り出されてじぶんの命をまもっていくのか. 『グラビティ』 みていると,いつのまにか老人の私が,その若い女性飛行士に入り込んで, 宇宙空間にぽつんと取り残されてしまったような錯覚におちいるように映像が工夫されています. 『グラビティ』 おかれた状況は…