説明 表紙 「野球はなぜ9人で行うのか」 「ラグビーのゴールはなぜ11人なのか」 「テニスの得点はなぜ0, 15, 30, 40, 60なのか」 といった誰もが抱く疑問の答えを探求するのが「スポーツ・ルール学」である。 本書ではまず「日本人の公認ルール神聖視」や「ルール変更の根拠は記録されにくい」といった問題点を指摘する。 その後野球、フットボールがスポーツ化していった経緯について紹介し、ルールの目的について整理した。 そして三章で近代社会のルール観から、アピールの意義と審判の役割拡大についてのべた。 最終章である四章では「スポーツ文化を発展させるために、ルールはどうあるべきか」といった観点か…