脱炭素はビジネスにおけるゲームチェンジなどとの言葉を耳にします。ビジネスの価値観が変わり、それによって気候変動の問題が解決に向かい、なおかつ経済が上向いていけばいいのでしょう。しかし、なかなかそう実感できないのが今の日本社会ということでしょうか。 ネガティブなことを並びてるつもりはないのですが、将来不安、上がらぬ賃金、少子高齢化などなど。脱炭素とはいわれるものの、太陽電池から撤退する国内メーカ、デジタル社会というものの、基幹インフラは外国頼みで、対内直接投資は世界最下位というのだから、もう目も当てられないほどの状態にみえてしまいます。それでもGDPは世界3位で好調な産業もあるのだから、悲観し過…