スラッシュメタル

(音楽)
すらっしゅめたる

Slash Metal


ヘヴィメタルの一派で、より激しさとスピードを追求した音楽形態。スラッシュメタルの"スラッシュ"は乗馬で、"馬を鞭で叩く"の意味。MOTORHEADVENOMといったごり押し志向のメタルバンド、及びDISCHARGEのようなハードコアパンクに触発されたミュージシャンにより、80年代前半〜中期にかけて、本格的に確立されていく。
METALLICA、MEGADETH、SLAYER、ANTHRAXといったアメリカ産バンドが「スラッシュメタル四天王」として広く知られているが、ヨーロッパからも、DESTRUCTIONやKREATOR、SODOMといった重要なバンドが数多く生まれた。
ただ速く突っ走って叫ぶだけの雑音と、単純に切り捨てられることも多かったが、実際はハードコア寄りあり、ジャズやプログレを取り込んだバンドあり、70年代ハードロックあがりのバンドありと、各バンド非常にバラエティに富んでおり、疾走を第一に重視したメタル、という枠組み以外のカテゴリー分けは難しい。
名実共に頂点に立っていたMETALLICAの影響が絶大なものだった事は確かで、彼らの変化に合わせて一緒に志向が変わるバンドも多かった。そして彼らが5枚目のアルバム"METALLICA"で走る事を止めた瞬間、多くのバンドも同調し、スラッシュメタルというジャンルのシーンは事実上崩壊。メタルシーンの主導権は、より過激さや邪悪さを追求するデスメタルの世界へと譲られていった。
しかし数年後、スラッシュメタルをルーツとする北欧のバンド群により、ブラックメタルのムーブメントが発生。このあたりよりスラッシュメタルの再評価の機運が起こり、初期のスラッシュメタルアルバムのCD再発、そしてヨーロピアンスラッシュメタルの大御所DESTRUCTIONの復活など、現在まで少しづつスラッシュメタルは復権を果たしていく。

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