コロナによる世界最長のロックダウンで閉ざされたフィリピンの学校が、2年半ぶりに再開します。とはいえ、日々の食糧を手に入れることさえ厳しい生活の中、学校で使う文房具を買うことはとても困難です。まずは生きていかなければなりません。このままでは、貧困のため、多くの子どもたちが学校の文房具も用意することができず、学校での勉強を続けられなくなるかもしれません。そして、将来の夢をあきらめてしまうかもしれません。そのような状態のスラムの子どもたちのため、NGOでは、毎日を生き延びていくための炊き出しや支援物資の寄付等の活動を行っており、今回、新しい学年(8月開始です)に向けて、いくつかのスラムにおいて、炊き…