アンソニー・ウォンの新作「白日青春 生きてこそ」を松山で観てきた。東京では1月公開の映画なのに、四国民は3ヶ月も待たされる。いつもの許しがたい地方格差である。 アンソニー・ウォン 黄秋生アンソニー・ウォンは好きな役者だ。好きになったきっかけは「八仙飯店之人肉饅頭」(1993)だった。以降もハーマン・ヤウ監督と組んだ人間探求シリーズ(と勝手に呼んでる)、「タクシーハンター」(1993)、「エボラ・シンドローム 悪魔の殺人ウイルス」(1996)など傑作が多い。とかなんとか言いつつヒットした「インファナル・アフェア」三部作は観てなかったりする。 なぜオレはアンソニー・ウォンをこんなに好きなのかを考え…