「スーパーサブ」 【ミツナガ サッカースパイク「アーセナル」】モノ・コト編⑥ 中学時代はサッカー部だった。地区予選では勝ち上がるが、県大会では一回戦を突破できるかどうかといったレベルだった。 明らかな力の差があったことも事実だが、グラウンド(ピッチ)の問題もあった。というのは、県大会の行われるO競技場はきっちり芝生が張られていたのだが、いつも練習しているグラウンドは砂混じりの硬い土で、ターンの踏ん張りもボールコントロールも芝生とは勝手が違った。尤も、芝生のグラウンドを備えている公立中学などほとんど無かったから、条件は同じなのだが。 他に、スパイク問題があった。全校生徒で共用する校庭が荒れるとい…