高頻度に消費される食料品や日用品などを、セルフサービスで短時間に買えるようにした小売業態。単に「スーパー」とも略される。
狭義では食品主体のいわゆる食品スーパーのような店舗を指すが、一般的な概念としては日用雑貨・食品・衣類・電化製品などが、リーズナブルな価格で購入できる総合店舗(総合スーパー)を指す。
大規模小売店舗法(いわゆる大店法)に沿った売場面積の拡張、深夜までに及ぶ営業時間の延長・ハウスカード及びポイントサービスの導入・ATM設置を目的とした銀行化などの多角戦略のため、百貨店やコンビニエンスストア・ディスカウントストアとの区分さえも曖昧になりつつあるのが現状である。いずれにしろ、旗艦店の活性化と既存店のスクラップアンドビルド、大型駐車場施設を擁した新店の開発が、今後の業界の発展へ大きな鍵を握ると言われる。