六甲山がセオリツ姫所縁の霊山であることは本誌73号の大江幸久氏『六甲山・瀬織津姫とワカ姫』で詳細に論じられました。本誌愛読者の中にも、六甲山(むこやま)神社(石の宝殿)と六甲比命大善神社を巡り拝んだ方がいらっしゃることでしょう。 本誌104号では「盛岡ホツマの会」の熊谷達雄氏が、遠野市の早池峰神社(主祭神・瀬織津姫神)で「最近床下から出てきたと紹介」された絵札に女神として描かれた「六甲牛大神」の画像を御案内されました。 すなわち『セオリツ姫の ミヤビには 君も階段 踏み降りて あまさかる日に 向つ姫 ついに入れます 内宮に』ホ6 の「ムカツ姫=瀬織津姫」神が「向津」「武庫津」などと表記されてい…