都会のど真ん中でのマンション暮らし。されど心次第で日々の暮らしをどうにでもバーチャルに出来る。還暦を節目に、何一つ現状・現実は変えずに、このマンションの一室を「箸棒庵」という庵に見立て、残りの人生を今までとは違ったものにしてみようと動き始めている。今までの数十年に及ぶ俗世の生活でため込んだ様々な物。ゴミの日に出せるものは捨て、寄付できる物は寄付し、食べて消費出来る物は食べて。とまぁ、庵を編んだからといって、直ちに修行僧みたいな生活になるわけではなく、年明けから緩やかに移行期間。未だその真っ只中。調理はするけど料理はしない(作らない)と決めているが、冷凍庫に「冷凍エビ」が眠っているのを発見。そう…