気温が30°を下回ってくると、今まで涼しい所にいた蝶や虫たちは、野辺の花の蜜を求めて活動を開始します。 せわしく花から花へ飛び回る、茶褐色で黒い大きな眼をした蝶。それは「セセリチョウ」で、秋近くなるとよく見かける蝶です。 黒須田川沿いのお花畑で、よく見かけるのは「イチモンジセセリ」です。 次が「チャバネセセリ」です。主にこの2種類を見かけるのが多いようです。 時たま「キマダラセセリ」に出会うこともあります。 この黒い蝶もセセリチョウです。「ダイミョウセセリ」といい、翅を開いて止まるので、前の3種類とは見分けやすいです。 名前の「セセリ」は「せせる」から来ています。花の蜜をせせるように吸う様子か…